2級電気工事施工管理技士の過去問
令和5年度(2023年)後期
5 問5
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 5 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
高さが5m以上の移動式足場(ローリングタワー)の設置及び使用に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 組み立て作業は、作業指揮者を選任して行った。
- 作業床上に作業員が乗っている場合は、移動式足場の移動を禁止した。
- 作業床の周囲に設ける手すりの高さを90cmとし、中さんを設けた。
- 作業床の床材に足場板を使用し、すき間が3cm以下となるよう敷き並べて固定した。
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この過去問の解説 (2件)
01
ローリングタワーは、鋼管足場として構築しやすく、また移動ができるため、広い場所で利用するには便利な足場です。
ただし、足場である以上、「安衛法規則」の足場に関する規定を守る必要があります。
誤
足場の組立は、足場組立等作業主任者を選任として行う必要があり、作業指揮者を選任する手続き登録なしに、足場の組立を指揮させることはできません。
正
移動式足場に労働者を乗せて移動してはなりません。
「移動式足場の安全基準に関する技術上の指針」で上記のように規定されています。
正
作業床の周囲には、高さ90cm以上で中さん付きの丈夫な手すりを設けます。
「技術上の指針」に定めらています。
正
床材は、透き間が3cm以下となるよう全面に敷き並べ、確実に固定する必要がります。
「技術上の指針」に定めらています。
問題には、「移動式足場の安全基準に関する技術上の指針」からの数値に関するものがあり、これらを覚えることはできません。
この問題は、足場組立作業主任者が誰かについての問題で、足場構築の基本です。
また、ローリングタワーの移動時に人を乗せてはいけないことも基本です。
このように足場構築に関して基本を押さえておけば、「技術上指針」の滅多に見ない数値を覚える必要はないでしょう。
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02
高さが5mを超える移動式足場(ローリングタワー)を設置する場合には「足場の組立てなど作業主任者技能講習」の講習を受けた有資格者が必要です。作業主任者資格を有する方以外で、実際にローリングタワーを組み立てる作業者がいる場合は、高さにかわらず「足場の組立て等の業務に係る特別教育」を受講する必要があります。
誤りとなります。冒頭の通りです。
正となります。作業員が乗っている状態で移動した場合墜落する危険性があるから不可です。
正となります。記述の通りです。
正となります。記述の通りです。
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