2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問3 (ユニットA 問3)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問3(ユニットA 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す回路において、3Ωの抵抗を流れる電流I〔A〕の値として、適当なものはどれか。
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  • 2A
  • 4A
  • 6A
  • 8A

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この過去問の解説 (2件)

01

【回路の構成】

図から読み取れるものを整理します。

電源:36V

抵抗:まず が直列に接続されており、

そのあとに、2Ω、3Ω、6Ω の3つの抵抗が並列に接続されています。

 

【1】並列部分の合成抵抗を求めます。

並列接続の合成抵抗 1/RP=1/2+1/3+1/6 は、次の式で求めます。

通分して、1/RP=3+2+1/6=6/6=1⇒RP=1Ω

 

【2】全体の合成抵抗を求めます。

5Ωと並列部分1Ωが直列なので、

Rtotal=5Ω+1Ω=6Ω

 

【3】回路全体に流れる電流を求めます。(オームの法則)

Itotal=V/R=36V/6Ω=6A

この電流6Aが、並列部分(2Ω・3Ω・6Ω)に分かれて流れます。

 

【4】3Ωに流れる電流を求めます。

並列回路では、電圧は共通(1点間)です。
つまり、並列部全体にかかる電圧は、

V並列部=6A×1Ω=6V

 

3Ωの抵抗にかかる電圧は6Vなので、3Ωの電流Iは、

I=V/R=6V/3Ω=2A

 

 

 

選択肢1. 2A

3Ωの抵抗を流れる電流Iは 2A です。
直列・並列の考え方とオームの法則を正しく使えば求められます。

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02

抵抗回路から、ある抵抗に流れる電流を求める問題です。

 

回路は5Ωと並行抵抗の直列回路です。

並行抵抗の合成抵抗Rは、次式から得られます。

R=1/((1/2)+(1/3)+(1/6))=1 [Ω]

従って、回路の抵抗は、5+1=6 [Ω] です。

 

回路を流れる電流は、

36 [V]/6 [Ω]=6 [A]

です。

5 [Ω]にかかる電圧は、

5 [Ω]×6 [A]=30 [V]

です。

したがって、並列抵抗にかかる電圧は、

36 [V]-30 [V]=6 [V]です。

並列抵抗にかかる電圧は、3つの抵抗それぞれに同じ 6 [V]が掛かります。

 

したがって、3 [Ω]の抵抗にかかる電流 R3は、

R3 [A]=6 [V]/3 [Ω]=2 [A] です。

選択肢1. 2A

冒頭解説どおりの計算結果です

選択肢2. 4A

誤った論理あるいは計算の誤りです

選択肢3. 6A

誤った論理あるいは計算の誤りです

選択肢4. 8A

誤った論理あるいは計算の誤りです

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