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介護福祉士の過去問「第10692問」を出題

問題

[ 設定等 ]
脳梗塞の後遺症がある利用者に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Eさん(70歳、女性)は、5年前に脳梗塞となった。右片麻痺の後遺症があり、2年前から介護老人福祉施設に入所して いる。移動は車いすを使用し日中はトイレ、夜間はポータブルトイレで介助を受けながら排泄し、失禁はなかった。娘 が頻繁に面会に来ていたが、半年前からがんの治療のため、面会に来る事ができなくなった。そのころからEさんの活 気がなくなってきた。食事はスプーンを使用し自立しているが、次第に食事量が少なくなってきている。もともと風呂 好きであったが、最近入浴を拒みがちである。また、日中でもベッドで眠っている事が目立ち、行事への参加を促して も「いやです」と言う。

【問題】
Eさんの日常生活支援の方針に関する次の記述のうち最も適切なものを一つ選びなさい。
1 .  食事は全介助で行なう。
2 .  日中の睡眠時には起さない。
3 .  入浴は勧めない。
4 .  排便後は陰部洗浄をする。
5 .  一人でいられる環境にする。
( 介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 介護技術 )

この過去問の解説 (3件)

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正解は4です。
1⇒廃用予防のためにも、現在できていることはできるだけ自分でやっていただく方が望ましいです。食事はスプーンを使用し自立しているので、それを継続できるような関わりを行いましょう。
2⇒昼夜のリズムをつけるため、日中はなるべく長い昼寝をせずに起きているようにしましょう。
3⇒入浴により血行を促進し、身体を清潔に保つことは大変重要です。気分転換にもなりますので、本人が嫌がっていても毎回お勧めはした方がよいです。
4⇒入浴できていないので、排便後は陰部洗浄で陰部を清潔に保つ必要があります。
5⇒一人でいると刺激がないため、さらに状態が悪化する恐れがあります。できるだけ他の入所者さんや職員との関わりを持てるように配慮しましょう。
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正解は4です。

1(×)食事摂取量が少なくなっているものの、自力摂取できているEさんに対して介助を行うことは適切ではありません。
2、3、5(×)これらは、Eさんに何のメリットもなく、支援方針としては的外れです。
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正解は「4」です。
入浴を拒みがちという事もあり、保清保持ができていません。そのため、排泄後は声掛けをして陰部洗浄を行うことが適切です。

不正解とその解説
「1」・・・食事量が減ってきていても、自力で食べています。むやみに全介助せず、声掛けから行うのが適切です。

「2」・・・昼夜逆転の恐れがあります。日中は声掛けをして、活動量を増やす方法を考えていきましょう。

「3」・・・入浴を拒みがちでも、入浴時は声掛けを行っていきましょう。

「5」・・・一人でいる時間を増やしても解決はしません。思いや訴えの傾聴をしていきましょう。
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