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介護福祉士の過去問 第26回(平成25年度) 障害の理解 問94

問題

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Gさん(24歳、男性)は、父親と同居している。半年前に統合失調症(schizophrenia)を発症し、3か月精神科病院に入院した。現在は仕事を休み、服薬を続けながら、ホームヘルプサービスを利用し、自宅療養中である。日中はほとんど動くことができず、一日中寝ていることもある。父親はGさんに「どうして仕事ができないのか」、「薬に頼ってばかりではいけない」と言い、Gさんは父親に言われるたびに落ち込んでいる。父親に対する介護職の支援として、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
以前のように仕事ができると信じていることを、Gさんに伝えるように勧める。
   2 .
薬の管理を父親が行うように勧める。
   3 .
家族心理教育プログラムへの参加を勧める。
   4 .
Gさんを誘って気晴らしに旅行するなどの娯楽を勧める。
   5 .
規則正しい生活をするように、Gさんを励ますことを勧める。
( 介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 障害の理解 問94 )
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この過去問の解説 (3件)

39
正解は 3 です。

1:統合失調症は本人の努力で治る病気ではありません。あまり期待を寄せすぎるとそれが負担になり、ますます悪化させてしまいかねないのでそういう事を伝えるべきというような助言は避けます。

2:「薬に頼ってばかりではいけない」という父親に薬の管理を任せると、勝手な判断で薬を止めてしまう可能性もあるので、勧められません。

4:状況が良くなって来れば、旅行などの娯楽を楽しむ余裕も出てきますが、今は日中動く事も出来ず、ずっと寝ているような日もある状態なので、旅行は負担が大きすぎるのではないかと推測されます。

5:これも状況が良くなってきて、社会復帰が見えてきた段階で始めるべきです。今はしっかりと心と体を休める時期です。

付箋メモを残すことが出来ます。
31
正解は 3 です。

統合失調症の治療は本人1人だけではできません。精神の病気は外傷などとは違い、目にはっきりと見えないため家族や周囲にはなかなか理解できず、本人に対しての期待や不安をぶつけてしまいがちです。それがお互いにストレスになり治療が困難になってしまっている場合が多くあります。まず、家族や周囲の人間が「統合失調症」という病気への理解、本人の辛さ、援助の方法を学び、知ることが大切です。意見交換のできる場を提供することが必要です

23
文中から、父親の病気の理解が乏しいことなどからGさんへの悪影響があることが伺えます。

1・5(×)文中と同じようにGさんを落ち込ませてしまう発言です。

2(×)Gさんは薬の管理が出来ない等の記述はみられません。また服薬に疑問を感じることもある父親にあえて任せる必要性は現在みられていません。

3(○)→病気の理解の対応について知ることができる機会をもつことは、現在の父親とGさんの様子からも最も適切です。

4(×)日中ほとんど動くことの出来ない状態のGさんに娯楽を勧めることは、病気の悪化や逆効果になる恐れがあります。娯楽を勧めるのではなく見守ることが大切です。

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