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介護福祉士の過去問 第28回(平成27年度) 総合問題 問117

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。

〔 事  例 〕
Mさん(71歳、女性)は、仕事を持つ息子と二人で生活している。最近、鍋を焦がすことがあったり、買物をして家に帰れなくなったりすることがあった。心配した息子が受診させたところ、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断された。要介護認定で要介護1となり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。Mさんは、訪問介護員(ホームヘルパー)と息子以外の人との接触はなく、テレビの前で過ごしていることが多い。心配した息子は、通所介護(デイサービス)を勧めたが、一人で通うことが不安で、利用を拒んでいた。このままだと認知症(dementia)が悪化するのではないかと息子の不安が大きくなっていた。息子は、Mさんが少しでも多く外出して、人と話すような機会を設けたいと考えて、訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。

息子は、Mさんへの適切な支援方法について訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。息子に対する訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
Mさんを認知症対応型共同生活介護(グループホーム)へ入居させるように勧める。
   2 .
Mさんに買物をさせないようにする。
   3 .
Mさんと一緒にテレビを見るように勧める。
   4 .
Mさんが失敗したらそのたびに指摘する。
   5 .
Mさんのできることを見つけて、一緒に行うように勧める。
( 介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 総合問題 問117 )
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この過去問の解説 (3件)

20
正解は5です。

出来ないことばかりに目を向けるのではなく、出来ることに目を向けるのは良いアプローチと言えます。
出来ることが増えることは、活動の幅が広がることにつながります。

1.本人も家族も、グループホームへの入所を希望している状況にはありません。

2.買い物は大事な社会活動です。可能であれば積極的に行なうべきでしょう。

3.一緒にテレビを見ただけでは現状は変わりません。

4.Mさんの尊厳を傷つける行為であり、すべきではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
11
正解は5です。

家族による認知症の支援には、病気を理解すること、残された能力、今できることを大切にすること、否定せずに見守ることなどがあります。

そのことから、できることを見つけて一緒に行うようにするということは最も適切。介護する側も無理せず、関係性を大切にしながら何かをすることは、精神的にも良いことです。

5
正解は5です。

2・4のように行動を制限したり否定したりすることは、認知症の方の尊厳を傷つけ不安感を募らせることになります。
また1のように大きく環境を変えることも好ましくありません。
3では息子以外の人との接触が増えることは望みにくいので、5が適切となります。

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