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介護福祉士の過去問 第31回(平成30年度) 総合問題 問117

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。

〔事例〕
Gさん(84歳、女性)は、8年前に経済的な理由から養護老人ホームに入所した。
Gさんは、「自分のことは、自分でやりたい」といつも話しており、毎朝の体操が日課であった。施設のプログラムである健康体操にも他の利用者と楽しみながら毎週参加していた。
しかし、最近は、足がすくんだようになり、始めの一歩をうまく出せず、歩行に不安を抱えるようになった。
Gさんは、物忘れなどの症状が以前からみられていたこと、また他の症状もみられるようになったことから、医師の診察を受けたところ、レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断された。
Gさんは、居室の前にあるトイレに行くとき、転倒してけがをするのではないかと不安になっている。Gさんが入所している施設は、N県から介護保険サービス事業者の指定を受けている。この施設で生活を続けたいというGさんの意向を受けて、本人を交えて施設職員と介護支援専門員(ケアマネジャー)が支援の内容を検討した。

Gさんが診察を受けるきっかけとなった他の症状とは、発症した認知症(dementia)の特徴的な症状の一つである。
他の症状に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
片麻痺(かたまひ)
   2 .
脱抑制
   3 .
幻視
   4 .
常同行動
   5 .
感情失禁
( 介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 総合問題 問117 )
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この過去問の解説 (3件)

46
レビー小体型認知症の主な症状は、
パーキンソン症・幻視・レム睡眠行動障害・自律神経症状・認知機能や意識レベルの極端な変動・薬剤の過敏症となっています。

そのため正解は3の幻視になります。

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35
1.×
 片麻痺とは、身体の片側に現れる運動麻痺のことを言います。
 これは、脳血管性認知症の特徴的な症状の1つです。
 
2.×
 脱抑制とは、衝動や感情を理性で抑えられなくなり、本能のまま暴力を振るう等、周囲への配慮を欠いた行動を起こしてしまうことを言います。
 これは、前頭側頭型認知症の特徴的な症状の1つです。

3.○
 幻視とは、その場に実在していないはずのもの(小人、虫等)を実在するかのように見てしまうことを言います。
 これは、レビー小体型認知症の特徴的な症状の1つであるため、今回の事例に該当するものとなります。
 
4.×
 常同行動とは、毎日決まった時間に同じ場所へ出掛ける等、同じ行動を繰り返すことを言います。
 これは、前頭側頭型認知症の特徴的な症状の1つです。

5.×
 感情失禁とは、感情をコントロールできず、些細なことで怒りや悲しみといった感情が現れやすくなることを言います。
 これは、脳血管性認知症の特徴的な症状の1つです。

8
1.認知症で片麻痺の特徴があるのは血管性認知症になります。よって、1は間違いです。

2.脱抑制が認知症の特徴になるのは、前頭側頭型認知症です。よって、2は間違いです。

3.幻視はレビー小体型認知症の症状です。よって3が正解です。

4. 特定の行動を繰り返す常同行動は、前頭側頭型認知症の症状です。よって、4は間違いです。

5.感情失禁は血管性認知症の症状です。よって、5は間違いです。

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