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介護福祉士の過去問 第32回(令和元年度) 総合問題 問115

問題

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次の事例を読んで、以下の問いに答えなさい。
〔事例〕
Lさん(78歳、女性)は一人暮らしをしている。「もったいない」が口癖で、物を大切にし、食べ物を残さないようにして生活している。
半年前、脳の細い血管が詰まっていることがわかり、入院して治療を受けた。左半身にしびれがあり、右膝の変形性関節症( osteoarthritis )で痛みもあったために、介護保険の申請をしたところ、要介護1になった。
家事はできるだけ自分でしたいという希望から、週に2回、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して、掃除と調理を訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒にしている。

ある日、Lさんと一緒に調理していた訪問介護員(ホームヘルパー)は、賞味期限が2日前に切れた缶詰を見つけた。
Lさんに対して訪問介護員(ホームヘルパー)がとる行動として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
黙って処分する。
   2 .
食べてはいけないと伝える。
   3 .
食べやすいように、缶のふたを開けておく。
   4 .
食べ方を相談する。
   5 .
保存容器に移して保管するように勧める。
( 介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 総合問題 問115 )
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この過去問の解説 (3件)

36
1.×
Lさんの持ち物ですので、Lさんの同意なしに処分することはできません。

2.×
食べるかどうかは、Lさんが決めることです。
訪問介護員が勝手に決めることはできません。

3.×
食べるかどうかをLさんに確認したうえで行なうことが望ましいです。

4.○
賞味期限が切れていることを伝え、どうしたいかをLさんに確認しましょう。
訪問介護員の考えを押し付けることがないよう注意します。

5.×
賞味期限が切れているものを保管することは適切ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
1.缶詰はLさんの所有物です。Lさんの意見を確認せずに捨てることはできません。
よって、1は間違いです。

2. 賞味期限が2日前に切れている缶詰でも食べられますが、食べてはいけないと伝えることは支援者としては不適切な対応です。

3. Lさんの意見を確認せずに食べやすいように、缶のふたを開けておくことはできません。Lさんと確認をしましょう。よって、3は間違いです。

4. 賞味期限が2日前に切れている缶詰の食べ方をLさんと相談するのは適切な対応です。よって、4は正解です。

5.保存容器に移すとすぐに食べないといけません。支援者が一方的に保管するように勧めるのは適した対応ではありません。よって、5は間違いです。

6

最も適切なものは4です。

食べ方を相談することで、Lさんのほうから捨てるという話も出るかもしれません。

Lさんのものであり、Lさんが要介護1であることからある程度状況が分かる人だと推測できます。勝手に捨てることはできません。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。

理由は前述のとおりです。

2.誤りです。

缶詰で賞味期限が2日たっただけなので、食べると危険というわけではありません。

3.誤りです。

Lさんが食べると言った場合であっても、缶のふたを開けておくことで雑菌の繁殖につながります。かえって危険です。

5.誤りです。

賞味期限が切れているのでそもそも保管に意味はありません。

仮にLさんが食べるといった場合であっても、保存容器に移す過程で空気に触れ、雑菌が入る可能性があります。

またいつのものか日付がわからなくなってしまい、かえって危険です。

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