介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
コミュニケーション技術 問38
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) コミュニケーション技術 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
統合失調症の人が、自分の妄想を話したときの介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者理解のために、妄想の内容を詳しく聞く。
- 妄想をなくすために、解決策について話し合う。
- 混乱させないために、妄想の話は聞かないようにする。
- 妄想の内容は理解できなくても、否定も肯定もせずにかかわる。
- 誇大妄想の内容は、事実ではないから気にしなくてよいと伝える。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については、以下のとおりです。
1→詳しく聞くということは肯定的な態度です。これは、冒頭でもふれたように、状況を悪化させる恐れがあります。
2→妄想をなくすというのは介護職の仕事ではありません。
3→話を聞かないというのは、相手は自分が無視されたと思う可能性があります。そのため、否定や肯定をせず、とにかく聞くという態度は大切です。
5→妄想の否定は、冒頭でも触れたように、状況を悪化させるおそれがあります。相手は妄想だと感じていないかもしれません。そのため、不適切です。
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02
妄想の内容は理解できなくても、否定も肯定もせずにかかわる事が適しています。
1→妄想の内容を詳しく聞くことは、妄想を助長させたりよけい混乱させる事に繋がる可能性があります。
2→妄想を見ている状態の相手に対し、妄想をみないよう解決策を話し合う事は適しません。相手が否定されているようにも感じてしまいかねません。
3→話を聞かないようにすることは相手に対し否定・無視されている気持ちを起こすため適しません。
5→妄想を否定することは相手を拒否する事となるので適しません。
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03
統合失調症の方の話す妄想の内容について追求や無視・否定はしてはいけません。説得をする事により「この人にはわかってもらえない」と心を閉ざしてしまうことや、攻撃的になってしまう可能性があります。大切なのは否定も肯定もしまいことです。2のように解決策を考えるのは介護職員の仕事ではありません。
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