介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
コミュニケーション技術 問37
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) コミュニケーション技術 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
Hさん(70歳、女性)は、最近、抑うつ状態にある。
Hさんに、介護職が初めてかかわろうとするときの、きっかけづくりの言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
Hさんに、介護職が初めてかかわろうとするときの、きっかけづくりの言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 「おちこんだらだめですよ」
- 「どうしてそんなに黙っているのですか」
- 「皆さんの所へおしゃべりに行きましょう」
- 「元気を出して。頑張ってください」
- 「今日は少し暖かくなりましたね」
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この過去問の解説 (3件)
01
ポイントは、Hさんが抑うつ状態であること、初めてかかわることの2点です。初めてかかわる人に対しては、当たり障りのない話題から入るのが賢明です。
1や4のような、励ましは、抑うつ状態の人にとっては、プレッシャーになってしまう言葉です。そのため、禁句です。
2も、自分が責められているような印象をもつ表現です。これも適しません。
3は、苦痛を与える可能性があります。抑うつ状態の人は人に会いたくないという状況があります。嫌なことを無理に誘われている感じを与えてしまうかもしれません。そのため不適切です。
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02
抑うつ状態の方に初めてかかわるとき、
いきなり状態の話やどこかへ連れていくような
話題は適しません。
初めてかかわる人に対し、相手は緊張・警戒するので、関係ない、あたりさわりのない話題が最初の声掛けに適しています。
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03
抑うつの方へは励ましの言葉や叱咤激励や感情的な言葉は避けるべきです。こちらから何かをしよう、させようとしてはいけません。逆に負担になってしまいます。
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