介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
コミュニケーション技術 問36

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) コミュニケーション技術 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

認知症(dementia)の人とのコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
  • 情報は簡潔に伝える。
  • 横から話しかける。
  • わかりにくい言葉や行動を指摘し、修正させる。
  • 説得するように話す。
  • 非言語的コミュニケーションは避ける。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。
認知症の方には情報は簡潔に伝える事が
コミュニケーションとして適切です。

2→横から話しかけると相手を驚かせてしまいます。
3→本人の言動・行動を指摘・修正してはいけません。周りはわかりにくくても本人には意味のある言動や行動なので、修正させられると自分を否定され、威圧的態度を取られた気持ちになってしまう可能性があります。
4→コミュニケーションにも関わらず説明するように話すことは相手を対等な立場として扱っていないことになり、適しません。
5→表情やしぐさなどの非言語的コミュニケーションは認知症の方とのコミュニケーションにかかせません。

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02

正解は1です。
認知症の方とコミュニケーションをとる場合、相手に向き合い、伝えることを簡潔にします。認知症の方は短時間であっても話の流れを追うことが難しく、理解が大変になってきます。言葉の理解が難しくなってきている分、動作や顔の表情、声のトーン、話す速度、姿勢、視線などから受け取ることが大きくなっていきます。

各選択肢については、以下のとおりです。
2→横からだと驚かせてしまうこと、判断の基準の一つになる表情がわかりにくくなることがあります。正面から話すことが大切です。
3→指摘や修正は、自分を否定されていると受け止められてしまいます。相手を受容することが大切です。
4→わかりやすい言葉で短く伝えるのが大切です。
5→冒頭で説明済です。

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03

正解は1です。
認知症利用者とコミュニケーションを取る際は、できるだけ側により、非言語的コミュニケーションを用いながらゆっくりと話し、内容は簡潔にすることが大切です。

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