介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
生活支援技術 問46
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 生活支援技術 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
視力障害のある人の移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護者は、利用者の手首を握って誘導する。
- バスに乗る場合、介護者は先に乗る。
- エスカレーターから降りる場合、介護者は後から降りる。
- 白杖を使用している場合、介護者は後ろに立ち、声かけによって誘導する。
- 駅のホームで電車を待つ場合、介護者は利用者を点字ブロックの上に誘導する。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については以下のとおりです。
1→介助者は、利用者の半歩前に立ち、利用者に肘の上を握ってもらいます。そして、利用者の肘が直角にある位置で歩行誘導します。
3→エスカレーターの幅に余裕があれば、タイミングあわせ、同時に乗り降りします。一緒の段のほうが介助しやすいからです。幅の狭いエスカレーターの場合は介護者が先に乗り降りし、自分が先となる情報を口頭で必ず説明します。
4→白杖を使用している場合、介護者は利用者の半歩前に立ちます。そして、利用者の歩調に合わせて声掛けによって誘導します。
5→介護者は利用者を点字ブロックの後ろに誘導します。
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02
バスに乗る際や階段を登る際は介護者が安全確認のために先にのぼります。
1→手ではなく、介護者の肘の上を握ってもらいます。手では重心が下になるため、ふらつきが出る可能性があります。
3→エスカレーターで介護者が後ろから降りると、視覚障害の方が降りる時にふらつきがあったりした場合に助けにくくなります。介護者は一緒の段に並んで利用するのがいいとされています。
4→介護者は白杖を持っていない側に立ち、視覚障害のある方の半歩前に立ち誘導します。声掛けや、場合により肘の上や腕をもってもらいます。
5→一瞬間違えてしまいそうですが、点字ブロックの後ろです。
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03
1. × 誘導者は半歩前に立ち肘の上を持ってもらいます。
2.○
3. × エスカレーターに直角に近づき上がるのか降るのかをはっきりと声かけをし、視覚障害者に手すりを持ってもらい、同時にタイミングよく乗ります。
4. × 白杖を持っていない側の半歩前に立ち誘導します。
5. × 点字ブロックの後ろに誘導します。
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