介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
生活支援技術 問45

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 生活支援技術 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

移動補助具に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • ロフストランドクラッチは、握力の弱い人に適している。
  • スクーター型電動三輪車は、頸髄損傷の人に適している。
  • ステッキ型杖は、失調性歩行のある人に適している。
  • 四輪歩行車は、杖歩行の安定した人に適している。
  • 交互型四脚歩行器は、片麻痺のある人に適している。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

ロフストランドクラッチは、杖に体重をかけた際にてこの原理でブレを防ぐ腕支えがついているものです。これにより、握力の弱い人でも楽に使えます。

各選択肢については次のとおりです。

2→スクーター型電動三輪車は、自分でハンドルを握り操作します。また乗り降りも自分でできる人が使うものです。頸椎損傷の人は、運転姿勢を保つこと自体が難しいため適しません。

3→失調性歩行では、歩幅が一定せず、両足を広く離してふらついた歩き方になります。そのため、安定を保てるT字杖、ロフストランドクラッチ、四点杖といったものを使います。

4→四輪歩行車は、杖歩行が不安定な人に適したものです。

5→交互型四脚歩行器は、両手で左右のフレームを動かさなければならないため、片麻痺の人には不向きです。

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02

正解は1です。
ロフストランドクラッチは前腕部支持型杖とも呼ばれ、腕に装着して使用する片手用の杖で、握力の弱い人に適しています。

2→スクーター型電動三輪車は、操舵を本人が行って路上を走行するものであり、自分で乗り降りのできる身体状況で利用するものですので、頸髄損傷の人には向きません。
3→失調性歩行では、歩幅が一定せず両足を広く離してふらついた歩き方になるため、ステッキ型杖の使用は向いていません。
4→四輪歩行車は一般的にシルバーカーと言われているもので、両手でつかむ為、杖歩行では不安定な人に適しています。
5→交互型四脚歩行器は、四肢の筋力低下の方にむいています。両手で左右のフレームを動かさなければならないため、片麻痺のある人には向いていません。

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03

正解は1です。
ロフストアンドクラッチは前腕部支持型杖とも言われ、腕に装着して使用する片手用の杖です。カフとグリップの2カ所で支え、T字杖よりも安定し体重が分散しやすく握力の弱い方や手首に力の入りにくい方に適しています。

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