介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
生活支援技術 問44
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問題
介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) 生活支援技術 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
義歯の取り扱いに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 食事のとき以外はつけない。
- 磨くときは、歯磨き粉を使わない。
- 熱湯で洗浄する。
- 総義歯は、上あごから外す。
- 外した義歯は、よく乾燥させておく。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については、以下のとおりです。
1→義歯を外すと残りの歯が動いたり、顎関節が不安定になるなどかえって義歯が合わなくなってしまう原因を作ってしまいます。また、審美性(みため)や発音(歯がないと息漏れによってきれいに発音されなくなる)などの問題から原則就寝時以外は装着します。就寝時は口腔内の粘膜に負担をかけないようにするためにも外さなければなりません。
3→義歯の原料にはプラスチック素材が使われています。そのため、熱湯につけると変形のおそれがあります。
4→下あごから外して上あごをはずすと外しやすいです。
5→外した義歯は菌の繁殖を防ぐため入れ歯洗浄剤の入った溶液に浸しておきます。
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02
一般の歯磨き粉には研磨剤が入っているので、義歯が削れてしまう恐れがあります。
1→義歯を外すと残りの歯が動いたり、あごの関節が不安定になる可能性があるため、普段からつける必要があります。就寝時は口内の粘膜を休ませるためにも外します。
3→熱湯により義歯が変形する恐れがあるので誤りです。
4→義歯は下を外してからでないと上が取りにくいです。一般的に上顎用の義歯の方が大きいためです。
5→菌が繁殖しないよう義歯洗浄液につけ保存します。乾燥させると義歯の変形のおそれがあります。
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03
1.× 食事や会話の時だけでなく、手入れや就寝の時以外は常に入れておきます。体の軸を安定させる大切な役割も持っています。
2.○
3. × 熱湯をかけると変形する可能性があるため、熱湯消毒はしません。
4. × 外す時は下の義歯から外します。
5. × 外した義歯は保管容器に入れ、洗浄剤などを用いて清潔にします。乾燥すると変形・変色・ヒビの原因になります。
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