介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
こころとからだのしくみ 問98

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問題

介護福祉士国家試験 第25回(平成24年度) こころとからだのしくみ 問98 (訂正依頼・報告はこちら)

若いときに習得した技術や技能の記憶は、高齢になっても長く保存されていることが多い。この記憶として最も適切なものを1つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。技能や手続き、ノウハウ(手続き的知識)についての記憶です。体を使って覚えるものが該当します。自転車の乗り方や、楽器演奏などがそうです。長期記憶の一種です。

各選択肢については以下のとおりです。
2→言葉の意味についての記憶です。長期記憶の一種です。
3→個人的な体験や出来事に対する記憶です。長期記憶の一種です。
4→短期的に保持されている記憶です。秒単位の時間しか保持されないといわれています。反復を行うことで長期記憶に移行します。学生の頃のテスト前の学習をイメージするとわかりやすいかもしれません。テスト直前に見たものは、時間経過で忘れますが、何回も書いて覚えたものは頭に残っているという状況です。
5→意識に上がらず、感覚器官で瞬間的に保持される記憶のことです。

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02

正解は1です。
若い時に体得した技術・技能、例えばピアノや水泳・自転車の乗り方・タイピングなど、高齢になっても身体が覚えていて残っている記憶を手続き記憶と呼びます。長期記憶の一種です。

2→意味記憶とは言葉の意味を覚えていることです。アメリカは米国とも書く・林檎は甘くて赤い果実といったような事です。これも長期記憶の一種です。
3→エピソード記憶とは、個人的に体験した今までの出来事を覚えている事です。昔住んでいた場所や母親との思い出等がエピソード記憶といえます。長期記憶の一種です。
4→短期記憶とは、人間の記憶のうち短期的に保持される記憶のことを呼びます。試験前などに覚えた試験内容などがそうです。繰り返し覚える事により長期記憶に移行されます。
5→感覚記憶とは、意識には上らないが、感覚器官で瞬間的に保持された記憶の事を呼びます。

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03

正解は1です。

手続き記憶とは、簡単に言うと「体で覚える技の記憶」です。長期記憶に分類されます。

例えば「自転車の乗り方」「笛の吹き方」などが該当します。
言葉で伝えることが難しく、記憶の獲得もしくは再現には何度も繰り返しその技を行うことが必要です。

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