介護福祉士の過去問
第25回(平成24年度)
こころとからだのしくみ 問99

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。上腕三頭筋は、俗に「二の腕」とよばれるところで、腕を伸ばしたときに浮き出ている筋肉です。肘筋とともに肘の曲げ伸ばしに関与します。

各選択肢については以下のとおりです。
1→膝関節の伸展は、大腿四頭筋の収縮です。大腿二頭筋は太ももの裏側にあり、膝関節の屈曲に関与します。
2→股関節の伸展は、大殿筋です。
3→足関節の背屈は、前脛骨筋です。下腿三頭筋はふくらはぎの筋肉の総称です。
4→手関節の背屈は、橈骨手根伸筋の収縮です。上腕二頭筋はいわゆる力こぶの部分です。

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02

正解は5です。
上腕三頭筋とは、二の腕の部分の筋肉です。
二の腕を縮めると肘が伸びます。

1→大腿二頭筋とは、太ももの後ろ側にある筋肉ですので、ここが縮むと座っている屈伸の状態になります。
2→大腿四頭筋は太ももの前側の筋肉です。これが縮むと股関節は曲がります。
3→下腿三頭筋とはふくらはぎの筋肉です。これが縮むと足関節が伸びます。
4→上腕二頭筋は上腕の外側の筋肉(力こぶができる所)の筋肉です。手関節を動かす筋肉とは別なので、間違いです。
この問題はかなり難しく、重箱のすみをつつくような問題だと思います。

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03

正解は5です。

上腕三頭筋は腕の裏側にある筋肉です。

腕の筋肉には上腕二頭筋と上腕三頭筋がります。
上腕二頭筋は腕の上側にあり、普段目にすることが多い筋肉ですが、実は腕の筋肉の3分の2は上腕三頭筋であるといわれています。

ちなみに、二頭筋・三頭筋などという呼び名は、その筋肉の起始・停止がいくつあるかを表しています。たとえば大腿二頭筋は長頭と短頭の2つから成り立っています。

手足を動かしたときにどの筋肉が伸びるか、または縮むか、を把握していると、体位交換や身体介助の際に役に立ちます。

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