介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
コミュニケーション技術 問38
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) コミュニケーション技術 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
介護職が申し送りで、利用者の状態を報告する時の発言として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 「本日朝6時に少量の胃液を嘔吐した」
- 「嘔吐したので、胃腸薬の服用が必要である」
- 「気分が悪そうだったので、かわいそうに思った」
- 「少しだけ嘔吐した」
- 「嘔吐したが、排泄は順調であるため問題ないと思われる」
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この過去問の解説 (3件)
01
申し送りは、簡潔に必要な情報だけを伝える必要があります。
2・5のようにどういう処置が必要か、大丈夫なのかどうかは、看護師が判断する事である為、介護職が私見を述べる必要はありません。
3のように介護職の気持ちも申し送りには必要ありません。
4のようにあまりに情報が少なすぎるのも問題です。この場合選択肢1程度の情報は申し送るべきと言えます。
より詳細な状況を把握しているのなら、その後気分不快の訴えはあるのか、食欲はどうか、水分は摂取できているかなど、利用者の様子を伝えてもいいでしょう。
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02
利用者の状態報告には介護者の主観は必要ありません。緊急時は特に必要な情報のみを的確に伝え、指示を仰ぎます。持っている利用者の情報は、たくさん伝えたほうがより丁寧です。(水が飲める、言葉は話せる、意識の有無、バイタルなど)
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03
利用者の状態の報告は、起きた事実を正確に伝えることが大切です。
この場合、「日時」「嘔吐したこと」「嘔吐物の内容と量」を報告した①が適切となります。個人的な意見などは報告時には不要、自分なりの判断で情報を削ることは不適切です。
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