介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
コミュニケーション技術 問40
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) コミュニケーション技術 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
Jさん(80歳、男性)は、嚥下機能が低下し食事接取が減少した結果、低栄養状態が問題となっている。 この問題を検討するカンファレンスの参加者は、介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士であった。
介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
介護福祉士の参加のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 発言するときは、施設長の意見に合わせて発言する
- 話を聞くときは、少数意見より多数意見を重視する
- 分からないことは会議中に質問せず、会議後に調べる
- 参加者間で意見の不一致があっても議論し、合意点を見いだす
- 低栄養に関する問題なので、医師の意見に従う
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この過去問の解説 (3件)
01
これは問題文に「介護福祉士と施設長、医師、看護師、管理栄養士」などと、介護福祉士よりも立場が上に感じる参加者が記されているので、迷ってしまった人もいるかと思います。
そもそもカンファレンスとは、ありとあらゆる立場・視点からその問題点を検討しよりよい対応方法を模索する為に開催されています。
立場の強い人の意見を尊重するのなら、最初からカンファレンスなど開かずとも、医師や施設長に対応を伺えばいいだけの話です。
また小さな疑問点がその問題の突破口となりうる事もある為、わからない事はその場で解消しておくべきです。
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02
カンファレンスとは援助過程において、援助者が集まり問題点などを検討・共有する場です。利用者を取り巻く1つのチームとして活動するなかで、職種に上下はありません。1人を支えるメンバーとして細かな疑問でも話し合い、解決していきましょう。
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03
カンファレンスでは、様々な専門職が意見を交わしながら問題について検討することで意味があります。
多数派についたり、意見に合わせるのではなく、意見の不一致があっても議論することが大切です。
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