介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
生活支援技術 問55

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 生活支援技術 問55 (訂正依頼・報告はこちら)

ベッド上で差し込み便器を使用し、排便するときの介助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  • ベッド上での排泄を説明し、了解を得る
  • 便器の中にトイレットペーパーを敷く
  • 仙骨部を便器のふちに当て固定する
  • 男性の場合は尿器を同時に準備する
  • 気兼ねなく一人で排便できる環境をつくる

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

仙骨部とは、お尻~腰の間の骨が出っ張っている部分です。
便器のふちにあててしまうと痛いので、肛門を中心に来るようにし、それでも当たってしまう場合には上または下にずらして調整します。

参考になった数79

02

排泄介助に関しては、利用者の「恥ずかしい」「申し訳ない」という精神面への配慮と衛生・感染防止の面での配慮が必要になります。

選択肢1,5については、メンタル面への配慮として正しいです。

選択肢2は、排泄の際の音や跳ね返りを防ぐため必要です。

選択肢3は、肛門部が便器の中央に来るように注意します。

選択肢4は正しい行為です。

参考になった数39

03

正解は3です。
差し込み便器を使用するときには、使用する人に対して、説明と了解を得ること、排泄環境を作るといったプライバシーを守る対応が必要となります。
男性には尿意を感じたときのために尿器を用意する、便器が体に当たって痛みがないか確認を行うことも必要です。また、差し込み便器にトイレットペーパーを敷いておくことで後処理がしやすくなります。

参考になった数25