介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
障害の理解 問88

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

ノーマライゼーショとは、1960年代にデンマークのニルス・エリク・バンク=ミケルセンによって初めて提唱され、スウェーデンのベンクト・ニリエによって世界中に広められた福祉に対する考え方です。「障害者を排除するのではなく、障害を持っていても健常者と均等に当たり前に生活ができるような社会がノーマルな社会である。」という考えです。この考え方は、1981年の国際障害者年以降、日本の障害者施策に強い影響を与えました。

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02

正解は 5 です。

ノーマライゼーションは、試験でも比較的よく出る問題ですので、きちんとポイントをおさえておきましょう。

【提唱】
ニルス・エリク・バンク=ミケルセン(デンマーク)

【推進】
ベングト・ニリエ(スウェーデン)※ニルジェと呼ぶ場合もある

【内容要約】
施設を作って障害者を施設送りにするのではなく、社会で健常者と同じように生活が出来る環境を整える方に力を注ぐべきである。

【問題点】
家庭内や地域で問題を起こしたり、犯罪を繰り返す障害者に対しては、施設入所も必要ではないのか?
その線引きを今後どうしていくのか?

※問題点については現在も議論が続いており、簡単に答えが出る問題でもない為、試験への出題の可能性は低いですが、知識として持っておく必要はあります。

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03

社会福祉においてノーマライゼーションは重要なものですので、しっかりと知っておきましょう。

障害者が一般の人と同様に普通の生活・権利などが保護されるよう環境整備を目指すものとしてあります。
心身になんらかの障害を抱えている人たちにとって住みにくい環境を緩和するために1960年代から世界各国に広がっているもので、正解の⑤の記述の通りです。

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