介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
こころとからだのしくみ 問97

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問題

介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) こころとからだのしくみ 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

マズロー(Maslow,A.H.)の欲求階層説に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 承認欲求は生理的欲求である
  • 最下層にあるものは自己実現の欲求である
  • 欲求を4段階に分類している
  • 所属・愛情の欲求は最上層の欲求である
  • 安全欲求は欠乏欲求である

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

マズローの欲求階層説は覚えようとするとかなりの労力を要しますが決して頻出問題であるとは言えません。
覚えきれないという場合は、ポイントだけでも軽く頭に入れておきましょう。

【名前】
マズロー(アメリカ合衆国の心理学者)

【欲求階層説のポイント】
・人間の欲求は大きく5段階(5階層)にわけられます。
・ピラミッド△のような形をイメージし、下位の欲求が満たされると、次の欲求を満たしたくなるというような事を言っています。

【欲求階層説の詳細】
欲求内容の要約は次の通りで、ピラミッドで言うと▽のような形になります。
また上から4つ目までを欠乏欲求(本能的なもので満たされないと不安を感じる)5つ目を成長欲求(環境が影響し上限はない)と言います。

生理的欲求(食べる、寝る等)
安全欲求(安心して生活できる場所の確保等)
所属と愛の欲求(仲間が欲しい、人から愛情を得たい等)
承認欲求(自分が社会に必要であると認めて欲しい等)
自己実現の欲求(世の中を変えたい、発明をしたい等)

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02

マズローの欲求階層説とは、欲求には5段階あり、1段階目の欲求が満たされると2段階目、2段階目が満たされると3段階目というように欲求が変わっていき、最終的には自己実現を目指すというものです。

第一階層:生理的欲求
第二階層:安全欲求
第三階層:所属・愛情の欲求
第四階層:承認欲求
第五階層:自己実現の欲求

このうち第一階層から第四階層までを欠乏欲求と呼び、第五階層を存在欲求といいます。

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03

正解は5です。
マズローはアメリカの心理学者でこの欲求の5段階説(欲求のピラミッド)を主張しました。

1(×) 承認欲求は他者から認められたいという欲求です。
2(×) 最下層にあるものは生理的欲求です。
3(×) 欲求は5段階に分類しています。
4(×) 最上層の欲求は自己実現欲求です。

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