介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
社会福祉概論 問1

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 社会福祉概論 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

社会福祉の基本的な概念に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
  • ノーマライゼーションとは、障害者や高齢者などの支援を必要とする人々を訓練して、できるだけ援助なしに生活 できるようにすることである。
  • ナショナル・ミニマムとは、国が社会保障その他の公共政策によって国民に保障する最低生活水準をいう。
  • リハビリテーションとは、障害者の生活や行動の妨げとなる物理的な障壁を取り除き、行動の自由を確保しようとする ことである。
  • ワーク・シェアリングとは、仕事と生活のバランスのとれた人生を実現することにより、男女共同参画の促進を図るものである。
  • ジェンダーとは、男女の生物的な差異に着目し、性別による区分のあり方を考えるものである。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1→この説明はリハビリテーションについてです。
健常者も障害者もお互いが区別されることなく社会生活を送る事ができるのが普通の事であり、理想であるという考え方が、ノーマライゼーションです。

3→この説明はバリアフリーについてです。
他に心理的な障害を取り除いていくこともいいます。

4→この説明はワーク・ライフ・バランスについて書かれています。ワークシェアリングとは勤労者同士で雇用を分け合う事をいいます。

5→男女の生物的な差異ではなく、男女の社会的・文化的・歴史的につくられた差異に着目するものです。

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02

1のノーマライゼーションとは障害や高齢により、これまでできていたことができなくなっても、援助を受け、これまでと同じように普通に生活するという意味です。
3は、バリアフリーについての説明文です。
4は、ライフワークバランスに関する説明文です。ワークシェアリングは、従業員一人あたりの労働時間を減らすことで雇用水準を維持する手法。ジェンダーとは、男女の社会的、文化的、歴史的につくられた差異に着目し、性別による区分のあり方を考えることです。

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03

正解は2です。
ナショナルミニマムは1897年にイギリスのウェッブ夫妻が発表したものです。その後、日本の憲法の中にも規定されました。
内容は2の通りです。

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