介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
社会福祉概論 問4

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問題

介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 社会福祉概論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

社会福祉におけるサービス等の提供方法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 介護保険制度における保険給付では、福祉用具の貸与や購入費の支給は行なわれていない。
  • 生活保護における生活扶助は、原則として金銭給付である。
  • 概算払いとは、利用者が費用をいったん金額立て替え、後に利用者負担分を除いた分の払い戻しを受ける方式である。
  • 償還払いとは、費用の見込額を利用者に交付し、サービス利用後に清算する方式である。
  • 契約制度の代表的な例として、児童福祉法による児童自立支援施設入所がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:× 介護保険制度の保険給付で、福祉用具の貸与や購入費の支給が行われている。
2:○ 生活保護における生活扶助は、原則として金銭給付である。
3:× 概算払いとは、費用の見込額を利用者に交付し、サービス利用後に精算する方式。
4:× 償還払いとは、利用者が費用をいったん全額立て替え、後に利用者負担分を除いた分の払い戻しを受ける方式。
5:× 児童福祉法による児童自立支援施設入所は措置制度である。契約制度ではない。

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02

正解は2です。
生活保護における生活扶助は、原則として金銭で給付されます。

3.概算払い⇒費用の見込み額を予め利用者に交付し、サービス利用後に精算する方式のことをいいます。
4.償還払い⇒利用者が費用をいったん全額立て替え、後に利用者負担分を除いた分の払い戻しを受ける方式のことです。一時的に全額を支出しなくてはならないため、利用者の負担感は重いです。

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03

解答 2
生活扶助:衣食その他日常生活に必要な費用を原則金銭で給付します。

1 介護保険制度での保険給付で福祉用具の貸与や購入費の支給が行われているため、不適切です
3 償還払いのことであるため不適切です
4 概算払いのことであるため不適切です
5 「児童自立支援施設入所」は措置制度であるため不適切です(他にも措置制度には乳児院、児童養護施設などがあります)。

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