介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
レクリエーション活動援助法 問34
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) レクリエーション活動援助法 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
レクリエーションの発展過程に関する次の記述のうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 国際レクリエーション協会の「レジャー憲章」において、レジャーに対する権利が示された。
B アメリカでは、プレイグラウンド運動によってレクリエーションが普及した。
C イギリスでは、レクリエーション運動の中でセツルメント活動が生まれ、発展した。
D 日本では、第二次世界大戦後、日本レクリエーション協会が設立され、地域、学校、職域で活動を展開した。
A 国際レクリエーション協会の「レジャー憲章」において、レジャーに対する権利が示された。
B アメリカでは、プレイグラウンド運動によってレクリエーションが普及した。
C イギリスでは、レクリエーション運動の中でセツルメント活動が生まれ、発展した。
D 日本では、第二次世界大戦後、日本レクリエーション協会が設立され、地域、学校、職域で活動を展開した。
- A○ B○ C○ D×
- A○ B○ C× D○
- A○ B× C○ D〇
- A× B○ C× D○
- A× B× C○ D×
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢について解説します。
A→レジャーに対する権利は、国際レクリエーション協会の「レジャー憲章」第1条に規定されています。レジャー憲章は1970年に制定されました。正しいです。
B→プレイグラウンド運動とは、アメリカで起こった運動で、運動場を含む公園に地域社会のセンターとしての役割を与え、スポーツ活動等多くのレクリエーション活動を提供するというものでした。したがって、正しいです。
C→イギリスではセツルメント活動が起こり、その活動の中でレクリエーションが発展していきました。セツルメント活動とは、下級貧困層に対し、物を与えることで救済するのではなく、一定期間、一緒に住み、保育、教育といった形で生活改善を図るというものでした。よって、誤りです。
D→日本レクリエーション協会は昭和22(1947)年に設立された団体で、地域・学校・職域で活動を展開しています。よって正しいです。
参考になった数51
この解説の修正を提案する
02
B ○…プレイグラウンド運動とは、アメリカで生まれた運動で、子供たちに安心して遊べる公園を提供することから始まりました。その後発展的に拡大し、青少年の健全な育成のためにスポーツ活動などを提供する場となりました。
C ×…イギリスで起こってセツルメント活動とは、下級貧困層に対してボランティアや学生などが暮らしを共にする中で、自力での生活の向上や社会活動への参加を促すというものでした。レクリエーションはセツルメント活動の中から発展したため、間違いです。
D ○…日本レクリエーション協会は昭和22(1947)年に設立されました。
参考になった数14
この解説の修正を提案する
03
C(×)→セツルメント活動の中でレクリエーション運動が発展しました。
イギリスでは1880年代、セツルメント活動(地域環境や貧困、労働者階級、社会的不平等などの改善を求めた活動)が行われました。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問33)へ
第21回(平成20年度)問題一覧
次の問題(問35)へ