介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
形態別介護技術 問108
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 形態別介護技術 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸障害で在宅酸素療法を行っている利用者の日常生活の支援に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
- 室内は、乾燥した状態を保つ。
- 外出をできるだけ控えるよう勧める。
- 息切れを訴えたら、酸素流量を増やす。
- 浴槽へは、鼻カニューレを外して入るよう勧める。
- 呼吸困難時は、口すぼめ呼吸を勧める。
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この過去問の解説 (3件)
01
2☓ 呼吸障害があってもQOLを下げる必要はありません。携帯用酸素を利用し、外出することができます。
3☓ 必要以上に酸素流量を増やすと頭痛などを引き起こすことがあります。
4☓ 入浴中にカニューレを外すと呼吸困難を引き起こす可能性があり危険です。
5◯ 口すぼめ呼吸・・・鼻から息を吸い、口をすぼめてゆっくりと息を吐き出す呼吸法です。そうすることにより、肺からより多くの空気を出すことができます。
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02
1(×)→在宅酸素を使用していると通常よりも鼻や喉が乾燥します、そのため室内は乾燥しないよう気をつけなければいけません。
2(×)→在宅酸素を使用しているからといって外出をしてはいけないわけではありません。主治医の指示を守り毎日の生活を送ることがいいでしょう。
3(×)→勝手な判断で酸素の量を増やすことは、時によっては危険な状態になることもあり適切ではありません。
4(×)→酸素を使用しないことで入浴中に低酸素になることもあるため不適切な対応です。
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03
誤っているものについては、以下のとおりです。
1→感染予防のためにも、湿度は50~60%が適切だといわれています。
2→外出のために、携帯酸素ボンベがあります。QOLの向上のためにも、精神衛生上も無理に外出を控えるのはよくありません。
3→酸素流量は主治医の指示通りが原則です。息切れを訴えたら、まず主治医に相談することが大切です。
4→入浴時は、意外に体力を消耗します。低酸素や呼吸困難を避けるためにも、鼻カニューレは外さずに入浴します。
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