介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
生活支援技術 問45
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 生活支援技術 問45 (訂正依頼・報告はこちら)
ボディメカニクスを活用したベッド上の移動介護に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 臥位から座位への介護では、利用者の腰部を支点にする。
- 介護職の重心と利用者の重心との距離は、離れている方が良い。
- 利用者の身体とベッドの接する面積を狭くする。
- 水平移動では、介護職はベッドの端に両肘をつける。
- 腰痛予防のため、介護職は主に腕の筋力を活用する。
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この過去問の解説 (3件)
01
ボディメカニクスを利用したベッド上の移動では、なるべく利用者とベッドとの接地面を少なくすることが大切です。接地面が多いとその分だけ摩擦が加わり、移動に過度な力が必要となってしまうためです。膝を立ててもらったり、腕を胸の前で組んでもらったりするなどして、なるべく接地面を少なくした方がよいでしょう。
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02
ベッドと接する面積が広いとそれだけ摩擦の力が加わる事になります。
利用者の腕を胸でクロスさせたり膝を立てたりする事で、接地面積を小さくし、摩擦を極力かけないようにする事が出来るので、介護者の負担を減らす事が出来ます。
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03
ボディメカニクスは、身体の仕組みを生かした介護技術です。
「重心は低く、広く」、「相手にできるだけ近づく」、「身体をねじらない」、「膝の屈伸を利用」、「相手の体を上下に持ち上げず、横に移動させる」、「相手の身体を小さくまとめる」といったポイントがあり、てこの原理を応用した動きから自分だけでなく相手にとっても負担が軽減される技術です。
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