介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
生活支援技術 問53
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 生活支援技術 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
下痢が続いている要介護高齢者への対応に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 水分摂取を控える。
- 肛門周辺の皮膚を強く拭く。
- 温めた牛乳を提供する。
- 下痢以外に訴えがないので、ようすを見る。
- 排泄物は感染源として取り扱う。
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この過去問の解説 (3件)
01
下痢が過度に続いている場合は、何かの感染症に罹患している恐れがあります。感染症を特定する以前より、排泄物は感染源として扱いましょう。
また下痢によって過度に水分が失われている状態ですから、人肌程度に温めたものを摂取してもらうなどして、水分補給を促す必要があります。また肛門周囲の皮膚は下痢によって過敏になっていますから、こすらないように優しく拭きあげるなどしてください。
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02
下痢の原因として考えられるものはいろいろありますが、感染症が原因であるという可能性がある以上、感染源として扱います。
1~2回程度で落ち着く場合は様子見という判断に至る事もありますが、極力速やかに医療機関にかかり診てもらう事が必要です。
下痢の間は通常よりも水分を排泄している状況ですので、水分補給は積極的に行い、また排泄回数が多く皮膚にも負担がかかっている為、ウェットティッシュなどで出来るだけ負担をかけずに拭き取るようにします。
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03
下痢は感染症でよく見られる症状です。有名なのはノロウィルスで、強い感染力があるため、少しのウィルスが付いただけでも職員や他の利用者に感染します。
1.下痢をすると体内の水分やミネラルが多く失われます。脱水にならないよう、適切な量の水分摂取を行なうことが必要です。
2.肛門周辺の皮膚は粘膜で弱い為、優しく拭くことが必要です。
3.牛乳は人によっては下痢を悪化させることがあります。下痢のときに牛乳を飲ませることはしません。
4.重篤な病気や感染を防ぐ意味でも、すぐに医師や看護師に相談することが重要です。
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