介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
認知症の理解 問82
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 認知症の理解 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症(dementia)の行動・心理症状(B P S D)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 傘立ての傘を人間と間違えるのは、幻視である。
- 感情を抑えられないのは、感情失禁である。
- 食欲が異常に亢進するのは、異食である。
- 夕方になると傾眠状態になるのは、夕暮れ症候群である。
- 目的もなくあちこち歩くのは、常同行動である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:幻視とは実際には見えないものが見える事を指しますので、この場合は「錯覚」の方が正しいです。
3:異食とは、普通に考えて食べ物ではないもの(紙やビニール袋など)を食べてしまう事を言います。この場合は「過食」と言います。
4:夕暮れ症候群とは、夕方になると落ち着きがなくなったり、自宅に帰ろうとして(その場が自宅であったとしても)徘徊したりする事を言います。夕方に傾眠状態になるのは、睡眠不足症候群や睡眠相前進症候群などが考えられます。
5:常同行動とは、同じところを行ったり来たりしたり、クルクル回り続けたりと、同じ行動を繰り返す事を言います。主に自閉症の人に多く見られる行動です。目的もなくあちこち歩くのは「徘徊」と言います。
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02
感情失禁とは、感情が抑えられず、ささいな事で怒ったり喜んだり涙を流したりしてしまう事です。
これは脳血管性の認知症でみられると言われています。
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03
1.× 「幻視」とは現実には存在しないものが見えたり信じていたりするもので、「傘たての傘が人間と間違える」は「錯覚」です。
2.○
3.× 異食とは食べれないものを口に入れることです。
4.× 夕暮れ症候群とは、室内・屋外を歩き回る、夕方によく起こる徘徊のことを言います。
5.× 常同行動とは、同じ行動や行為を目的もなく繰り返すことをいいます。この場合は「徘徊」です。
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