介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
障害の理解 問89

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問題

介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 障害の理解 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の注意障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 同時に2つ以上のことに気配りできない。
  • 突然興奮したり、怒りだしたりする。
  • 日常生活を計画して実行できない。
  • 物の置き場所を忘れる。
  • 1つのことにこだわって他のことができない。

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この過去問の解説 (3件)

01

高次脳機能障害:脳の損傷により起こるもので、多くは交通事故および脳卒中が原因となっています。

認知機能が障害を受けますが、大きく分けて以下の4つに分類されます。
①記憶障害:物の置き場所などを忘れてしまう
②注意障害:2つの事が同時に出来ない
③遂行機能障害:計画を立てたり段取りが出来ない
④社会的行動障害:感情の変化があり、怒りっぽくなる

以上により、選択肢1が正解となります。

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02

正解は1です。

病気や事故によって脳に損傷を負い、認知機能に障害が出ることを高次脳機能障害と言います。
注意障害は気が散ることが多く、二つ以上のことを同時にすることが出来ない状態の事を言います。

2.5.高次脳機能障害の社会的行動障害に分類されます。

3.遂行機能障害に分類されます。

4.記憶障害に分類されます。

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03

正解は1です。

高次脳機能障害は、病気や事故などで脳を損傷したことで起こる障害。症状には「記憶障害」、「注意障害」、「遂行機能障害」、「社会的行動障害」、その他に自己認識の低下や身体の障害などがあります。

「注意障害」は、周囲にある必要なものを意識することができなくなる障害で、半側空間無視もこれに含まれます。細かな症状には、気が散りやすかったり、ミスを起こしやすい、1つのことに長く集中できない、1度に2つ以上のことに気配り出来なかったり混乱するといったものが挙げられます。

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