介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
障害の理解 問93
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 障害の理解 問93 (訂正依頼・報告はこちら)
すくみ足の症状が見られる疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
- パーキンソン病(Parkinson disease)
- 脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)
- デュシェンヌ型筋ジストロフィー症(Duchenne muscular dystrophy)
- 脳性麻痺(cerebral palsy)
- 脊髄損傷(spinal cord injury)
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この過去問の解説 (3件)
01
すくみ足は、パーキンソン病に特徴的な症状です。
歩行の際の一歩目が出にくく、下肢が震えるなどの症状が見られます。
大脳基底核の障害で発生することから、2から5ではすくみ足の症状は見られません。
2.脊髄小脳変性症は、小脳系の神経細胞が編成する病気で、運動失調が主症状です。
3.デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは、筋力低下が原因の歩行障害が見られます。
4.脳性麻痺では、運動障害や不随意運動によって、ジャンプニー歩行やアヒル様歩行などの特徴的な歩行が見られます。
5.脊髄損傷では、損傷した部位や程度によって麻痺が起こります。
不全麻痺では歩行可能なケースもありますが、完全麻痺では歩行することは困難です。
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02
すくみ足は、歩こうとしてもなかなか足が動かせず、第一歩が踏み出せない、足が地面に張り付いたとうになるといったことをいいます。
すくみ足が起こる原因の疾患には、パーキンソン病やレビー小体性認知症、大脳皮質底核変性症、進行性核上麻痺などがあります。
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03
2.誤り。脊椎小脳変性症は運動失調を来たし、足が突っ張ったりします。
3.誤り。デュシェンヌ型筋ジストロフィーは男児に多くみられ、身体を左右に揺らす動きが多く、10歳前後で歩行困難になると言われています。
4.誤り。脳性麻痺では、麻痺の状態により歩行状態が異なります。アヒル様歩行や内またで歩く仕草が見られます。杖や装具の利用も検討していきます。
5.誤り。脊椎損傷は主に交通事故が原因で起こります。損傷した部分によって麻痺の程度が異なります。立位や歩行が難しくなり、車いすでの移動をしている方もいます。
よって、選択肢1が正解となります。
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