介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
こころとからだのしくみ 問97
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) こころとからだのしくみ 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
記憶と学習に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 短期記憶とは、数日保持される記憶である。
- 記銘とは、情報を覚えることである。
- 意味記憶とは、自分に起こった出来事の記憶である。
- 道具的条件づけの代表例に「パブロフの犬」がある。
- 観察学習とは、自分の行動を反省することによる学習である。
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この過去問の解説 (3件)
01
記述の通りです。
1、感覚が受け取った刺激に意識が向けられ起こる記憶で数秒からから数分です。
※最近の研究では最長2年という説もあるので、これも
正しいという説もありますが、だいたいは数分が正解です。
3、意味記憶とは知識や情報の記憶で、自分に起こった出来事はエピソード記憶といいます。
4、パブロフの犬とはパブロフ博士が行った犬に餌を与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、ベルの音がなれば犬がよだれを垂らすという条件反射の例えです。
5、観察学習とは他者の行動を観察することで、行動の方法を学ぶことです。
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02
記銘とは情報を覚えこむことを言います。
1.短期記憶は数秒から数分までの記憶を言います。
3.自分に起こった出来事の記憶はエピソード記憶です。
4.パブロフの犬は条件反射の代表例です。
5.観察学習は他人の行動を観察することで、その行動を学習する方法です。
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03
短期記憶は海馬に保存される数秒から数分の記憶であるため、誤りです。
2.正
記銘とは外部の刺激がもつ情報を意味に変換して記憶として取り込むことです。
3.誤
意味記憶は一般的な知識の記憶を指し、自分に起こった出来事の記憶はエピソード記憶であるため、誤りです。
4.誤
道具的条件付けとは環境に対して自発的に行動をとる仕組みのことであるため、誤りです。
5.誤
観察学習とは他者の行動や態度、感情表出から学習することを指すため、誤りです。
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