介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
社会の理解 問10

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 社会の理解 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

労働者災害補償保険制度に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • パートやアルバイトは、保険給付の対象である。
  • 保険料は、雇用主と労働者がそれぞれ負担する。
  • 通勤途上の事故は、保険給付の対象外である。
  • 業務上の心理的負荷による精神障害は、保険給付の対象外である。
  • 従業員がいない自営業者は、保険給付の対象である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。労働者災害補償保険制度(労災保険)についての理解度を問われる問題です。

1.すべての雇用形態の労働者が対象とされています。

2.保険料は雇用主が全額負担します。

3.労災保険が適用される災害には「業務災害」と「通勤災害」があり、通勤途上の事故も対象となります。

4.身体的な障害だけでなく、精神的な障害も対象となります。

5.自営業者には雇用-非雇用という関係がないため本来は労災保険に加入することができませんが、条件を満たした「特別加入団体」に所属(または新設)することで特別に加入することができます。

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02

労働者災害補償保険制度についての問題です。

1.パートやアルバイトは、保険給付の対象になるので1が正解です。

2.保険料は、雇用主の全額負担です。

3.通勤途上の事故は、通勤災害として保険給付の対象になります。

4.業務上の心理的負荷による精神障害は、保険給付の対象になります。

5.従業員が5人未満の個人経営の農業・水産業は対象外になります。

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03

正しいものは1です。
パート・アルバイトを問わず、事業所に使用されている労働者すべてが対象となります。

他の選択肢については以下のとおりです。

2.誤りです。全額雇用主(事業主)負担です。

3.誤りです。自賠責優先のルールがあり、120万円までは自賠責でおこないます。それ以上の金額については労災保険の保険給付となります。

4.誤りです。精神障害であってもそれが労災認定されたものであれば、保険給付の対象です。

5.誤りです。保険給付の対象外です。労災保険は労働者を対象にしたものなので、労働者ではない事業主、自営業主、家族従事者などは労災保険の適用対象から外れます。

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