介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
発達と老化の理解 問72
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 発達と老化の理解 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
尿失禁に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 認知症(dementia)で尿を漏らすのを、腹圧性尿失禁という。
- トイレまで我慢できずに尿を漏らすのを、切迫性尿失禁という。
- 重い物を持った時に尿を漏らすのを、混合性尿失禁という。
- いろいろな原因が重なって尿を漏らすのを、溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)という。
- 前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)で尿を漏らすのを、機能性尿失禁という。
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この過去問の解説 (3件)
01
腹圧性尿失禁は、下腹部に圧力がかかって本人の意思に反して尿が出ることを言います。
切迫性尿失禁は、強い尿意とともに、排尿を我慢することができずに漏れてしまう状態を言います。
混合型尿失禁は、腹圧性尿失禁・切迫性尿失禁の混合型になります。
溢流性尿失禁は、排出障害が基礎疾患としてある状況で、尿閉状態になることで尿があふれ出すことを言います。
機能性尿失禁は、運動機能の低下・認知障害などにより、排泄行為が認識できなくなり起こる尿失禁です。
このことから、問題の正解は2になります。
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02
文のとおりです。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
「腹圧性尿失禁」ではなく「機能性尿失禁」です。
3.誤りです。
「混合性尿失禁」ではなく、「腹圧性尿失禁」です。
4.誤りです。
「溢流性尿失禁」ではなく、「混合性尿失禁」です。
5.誤りです。
「機能性尿失禁」ではなく、「溢流性尿失禁」です。
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03
2.正 切迫性尿失禁とは、トイレに行くまで我慢できなくなって尿が漏れてしまうことです。
3.誤 混合性尿失禁とは、腹圧性・切迫性の両方の症状を伴う場合を指すため、誤りです。
4.誤 溢流性尿失禁とは、尿路が狭まっていたり、排尿筋に問題があったりして膀胱に溜まった尿が漏れてしまうことなので、誤りです。
5.誤 機能性尿失禁とは、身体運動障害や認知症が原因で尿が漏れてしまうことなので、誤りです。
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