介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
発達と老化の理解 問74
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 発達と老化の理解 問74 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の疾患と治療に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 複数の慢性疾患を持つことは、まれである。
- 服用する薬剤の種類は、若年者より少ない。
- 服用する薬剤の種類が増えると、薬の副作用は出にくくなる。
- 高血圧症(hypertension)の治療目標は、若年者と同じにする。
- 薬剤の効果が強く出ることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
3の選択肢ですが、服薬する薬が増えれば、薬による副作用も出やすくなるので、不適切です。
4の高血圧症の治療内容は若年者とは違ってくるので、不適切です。
この問題の正解は、5になります。
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02
2.誤 選択肢1との関連により、複数の慢性疾患を持つと薬の種類は若年層より増えるため、誤りです。
3.誤 薬剤の種類が増えると副作用が出やすくなるため誤りです。
4.誤 高血圧症の治療目標は若年層より高くするため、誤りです。
5.正 高齢者は体内における消化・分解機能の低下により、薬が長時間体内に残るため、薬剤の効果が強く出る場合があります。
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03
老化により臓器の機能が落ち、薬剤が効きすぎるということが考えられます。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.誤りです。
複数の慢性疾患を抱えているケースは多いです。
2.誤りです。
1とも関連しますが、抱えている病気が多くなるため当然、それに合わせて薬の種類数も多くなります。
3.誤りです。
先に述べた老化にも関係しますが、肝臓には解毒作用があります。臓器の低下により、この解毒作用がうまくいかないことや薬の種類も多くなることから副作用は出やすいです。
4.誤りです。
加齢とともに血圧は上がっていくため、それぞれの年齢に応じためやすとなる血圧があります。
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