介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
障害の理解 問87
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 障害の理解 問87 (訂正依頼・報告はこちら)
ノーマライゼーション(normalization)の理念を8つの原理にまとめた人物として、正しいものを1つ選びなさい。
- ニィリエ(Nirje, B.)
- バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)
- ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger, W.)
- ロバーツ(Roberts, E.)
- ソロモン(Solomon, B.)
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この過去問の解説 (3件)
01
バンク-ミケルセンによって提唱されたノーマライゼーションの考え方は、ニィリエによって8つの原理としてまとめられました。
2.×
バンク-ミケルセンは、ノーマライゼーションの理念を提唱した人物です。
デンマークで制定された「1959年法」の中で、初めて「ノーマライゼーション」という言葉が用いられました。
3.×
ヴォルフェンスベルガーは、アメリカやカナダにおいて、ノーマライゼーションの理念を政策に導入し、知的障害者の社会的役割の実現を提唱した人物です。
4.×
ロバーツは、障害者の自立生活運動の創始者であり、世界初の障害者自立生活センターを設立した人物です。
5.×
ソロモンは、自著の「黒人のエンパワメント」によって、ソーシャルワークにおけるエンパワメントの重要性を提唱した人物です。
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02
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03
ミケルセンが提唱したノーマライゼーションを整理し、成文化したことでノーマライゼーションの育ての親と言われています。
他の選択肢は以下のとおりです。
2.誤りです。先にも触れましたが、ノーマライゼーションの提唱者でノーマライゼーションの父と呼ばれています。
3.誤りです。
ノーマライゼーションを独自に理論化し、ソーシャル・ロール・バロリゼーション(社会的役割の実践)を提唱しました。
4.誤りです。自立生活運動の関係人物です。世界で初めて障害者自立生活センターを創設しました。
5.誤りです。エンパワメントアプローチの提唱者です。
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