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介護福祉士の過去問 第32回(令和元年度) 介護の基本 問18

問題

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Gさん(80歳、女性、要介護3)は、脳卒中( stroke )の後遺症により左片麻痺があり、からだを思うようにコントロールができず、ふらつきが見られる。以前は、2週間に一度は美容院で長い髪をセットしてもらい、俳句教室に行くのを楽しみにしていた。病気になってからは落ち込むことが増え、介護が必要になったため、介護老人福祉施設に入所した。
ノーマライゼーション( normalization )の考え方を踏まえた、Gさんへの生活支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
洗髪しやすいように、長い髪のカットを勧める。
   2 .
共同生活のため、夕食は施設の時間に合わせてもらう。
   3 .
落ち込んでいるため、居室での生活を中心に過ごしてもらう。
   4 .
おしゃれをして、施設の俳句クラブに参加するように勧める。
   5 .
転倒予防のため、車いすを使用してもらう。
( 介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 介護の基本 問18 )
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この過去問の解説 (3件)

34
ノーマライゼーションの考え方を踏まえた、生活支援に関する事例問題です。

1.髪をカットするのは本人の希望を大切にすることが第一に尊重されるべきことなので適していません。

2.個別支援を大切する必要があるので適していません。

3.落ち込んでいるからといって他者との交流をなくすことは支援として適していません。さらに落ち込み、塞ぎ込んでしまう可能性があります。

4.美容院や俳句教室を楽しみにしているGさんに適した支援になります。4が正解です。

5.ADLを下げる対応になるので、今回のケースでは車いすを使用は適していません。

付箋メモを残すことが出来ます。
20
最も適切なものは4です。
ノーマライゼーションには普通に生活するという考え方があります。
個人に対し普通に生活するというのは、人の手を借りながらも、これまで行ってきたように生活するということです。
Gさんは「2週間に一度は美容院で長い髪をセットしてもらい、俳句教室に行くのを楽しみにしていた」とあります。これに近いものが4です。

他の選択肢は、Gさんのこれまでの生活と関係ないものとなっており、
よって、1,2,3、5は誤りです。

12
1.誤りです。
長い髪をセットすることが楽しみであったGさんにとってカットを勧めるのは楽しみを奪うことになってしまいます。
2.誤りです。
本人の尊厳を大切にした言葉ではないので適しておりません。
3.誤りです。
居室での生活を勧めると気持ちが前向きになるきっかけが少なくなってしまいます。
4.正解です。
以前の楽しみをもった生活を維持し尊厳をもった暮らしを実現する事が大切です。
5.誤りです。
本人の気持ちに寄り添い残存機能を生かした介護の検討が必要です。

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