介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
生活支援技術 問46

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 生活支援技術 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者の食生活に関する助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)( osteoporosis )の予防として、ビタミンD( vitamin D )の摂取を勧める。
  • 高血圧症( hypertension )の予防として、果物の摂取を控える。
  • 便秘の予防として、水分摂取を控える。
  • ドライマウス( dry mouth )の予防として、柔らかい食物を勧める。
  • 逆流性食道炎( reflux esophagitis )の予防として、食後すぐに横になる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

高齢者の食生活に関する助言に関する問題です。

1.骨粗鬆症の原因はカルシウム不足があります。ビタミンDはカルシウムを腸で吸収する時に助ける働きがあるので助言として適しています。1が正解です。

2.高血圧の予防は塩分を控えることが必要です。

3.便秘を予防するためには適切量の水分摂取が必要です。

4.ドライマウスの予防はよく噛んで食べることです。柔らかい食物をよく噛んで食べるように勧めるのではなく、食べ応えがある固さの食べ物を勧めましょう。

5.食後、約2時間上半身を起こしておくことで逆流性食道炎の予防になります。

参考になった数68

02

1.正解です。
骨粗鬆症にはビタミンDやエストロゲンの摂取が大切です。
2.誤りです。
高血圧は塩分を制限する必要があります。
3.誤りです。
便秘の原因として水分摂取不足があげられますので心不全などによる水分制限がない限りは積極的な水分摂取を行う事で便が硬くなるのを防ぎます。
4.誤りです。
ドライマウスとは唾液不足により口が乾いてしまっているので柔らかい食べ物より噛み応えのある食べ物の摂取が大切です。
5.誤りです。
食後すぐに横になると逆流性食道炎を引き起こしやすいので不適切です。

参考になった数20

03

1.○
骨粗鬆症の予防にはカルシウムが必要ですが、カルシウムは非常に吸収率の低い栄養素です。
カルシウムと同時にビタミンDを摂取することで吸収率が上がります。

2.×
高血圧症の予防には、塩分と動物性脂肪の摂取を控えます。

3.×
水分不足は便秘の原因になります。

4.×
ドライマウスの予防には唾液の分泌量を増やすことが大切です。
ある程度の歯ごたえがあるものを良く噛んで食べることで唾液の分泌を促します。

5.×
食後すぐは胃からの逆流が起きやすい状態です。
食後2~3時間は身体を起こしておくと、逆流性食道炎を起こしにくくなります。

参考になった数15