介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
介護過程 問63

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問題

介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 介護過程 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

介護計画の実施に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 介護福祉職の価値観に沿って実施する。
  • 実施した状況は客観的に記録する。
  • 計画の内容は実施の直前に家族に伝える。
  • 他職種への経過報告は目標の達成後に行う。
  • 利用者の満足度よりも目標の達成を優先する。

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この過去問の解説 (3件)

01

最も適切なものは2です。
実施した状況は客観的に記録します

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。
価値観は主観的な考え方です。それだと介護福祉職一人一人の考え方がバラバラで、適切な目標達成ができません。介護計画は利用者主体で、関わる人たちの共通認識の下、実施していきます。

3.誤りです。
計画の内容は事前に家族に伝えます。通常、毎月月末に翌月分の計画を示します。

4.誤りです。
経過報告は随時行わなければなりません。

5.誤りです。
利用者主体ですので、利用者の満足度は大切なことです。

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02

1.×
介護計画は、利用者の価値観に沿って行われます。

2.○
正確な情報共有や評価ができるよう、実施した状況は客観的に記録します。

3.×
介護計画の内容は作成後に利用者と家族に伝え、同意を得てから実施する必要があります。

4.×
経過報告は必要に応じ随時行い情報共有する必要があります。

5.×
目標の達成を重視するあまり、利用者の満足度が下がっては意味がありません。
利用者の満足度を上げることも、介護の上では大切なことです。

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03

1. 介護計画の実施は、利用者の価値観に沿って実施する必要があります。よって、1が間違いです。

2.実施した状況は客観的に記録することが求められます。よって、2が正解です。

3.計画の内容は計画作成後に家族に伝えることが求められるので、間違いです。

4.他職種への経過報告は定期的に行うとともに、利用者の状況に何らかの変化があった場合に行う必要があります。よって、間違いです。

5.利用者の満足度よりも目標の達成を優先することは望ましくありません。どちらも大切なので、どちらも同じくらい大切になることを留意しましょう。よって、間違いです。

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