介護福祉士の過去問 第33回（令和2年度） 発達と老化の理解 問72

1.適切ではありません。

加齢により味蕾の数が減ることで、味覚が鈍感になります。

2.適切ではありません。

服用する薬剤によって、味覚が変化することがあります。

3.適切ではありません。

唾液が減少し、味覚に障害が見られることがあります。

4.適切です。

味覚が鈍感になることで、濃い味を好むようになります。

5.適切ではありません。

味覚障害と口腔ケアの必要性は関係がない為、口腔ケアは行う必要があります。

正解は、4です。

1.加齢により味蕾の数は減少します。そのため、不正解です。

2.薬剤の副作用などで味覚が変化することがあります。そのため、不正解です。

3.加齢に伴い唾液の量は減少、味覚も鈍くなります。そのため、不正解です。

4.味覚が鈍くなり、濃い味を好むようになります。正解です。

5.口腔内の汚れは味覚をさらに鈍らせます。口腔ケアにより、口腔内を清潔に保つことは重要です。そのため、不正解です。

最も適切なものは４です。

味覚の感度が低下するため、濃い味を好むようになります。

他の選択肢は以下のとおりです。

１．誤りです。

味蕾の細胞は年齢の増加とともに減少します。

２．誤りです。

薬剤によって影響を受けます。

３．誤りです。

加齢により唾液の分泌は低下します。

５．誤りです。

口腔ケアにより唾液分泌がよくなります。関係あります。