大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問74 (政治・経済(第2問) 問3)
問題文
下線部cに関連して、生徒Xは、クラスでの発表において、企業の土地利用を事例にして、機会費用の考え方とその適用例をまとめることにした。Xが作成した、次のメモ中の空欄( ア )・( イ )に当てはまる語句として最も適当なものを、後のうちから一つ選べ。
◇機会費用の考え方:
ある選択肢を選んだとき、もし他の選択肢を選んでいたら得られたであろう利益のうち、最大のもの。
◇事例の内容と条件:
ある限られた土地を公園、駐車場、宅地のいずれかとして利用する。利用によって企業が得る利益は、駐車場が最も大きく、次いで公園、宅地の順である。なお、各利用形態の整備費用は考慮しない。
◇機会費用の考え方の適用例:
ある土地をすべて駐車場として利用した場合、( ア )の関係から他の用途に利用できないため、そのときの機会費用は、( イ )を選択したときの利益に等しい。

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問74(政治・経済(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
下線部cに関連して、生徒Xは、クラスでの発表において、企業の土地利用を事例にして、機会費用の考え方とその適用例をまとめることにした。Xが作成した、次のメモ中の空欄( ア )・( イ )に当てはまる語句として最も適当なものを、後のうちから一つ選べ。
◇機会費用の考え方:
ある選択肢を選んだとき、もし他の選択肢を選んでいたら得られたであろう利益のうち、最大のもの。
◇事例の内容と条件:
ある限られた土地を公園、駐車場、宅地のいずれかとして利用する。利用によって企業が得る利益は、駐車場が最も大きく、次いで公園、宅地の順である。なお、各利用形態の整備費用は考慮しない。
◇機会費用の考え方の適用例:
ある土地をすべて駐車場として利用した場合、( ア )の関係から他の用途に利用できないため、そのときの機会費用は、( イ )を選択したときの利益に等しい。

- ア:トレード・オフ イ:公園
- ア:トレード・オフ イ:宅地
- ア:ポリシー・ミックス イ:公園
- ア:ポリシー・ミックス イ:宅地
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、機会費用だけではなく、トレード・オフやポリシー・ミックスという用語を抑えられているかがポイントになります。
トレード・オフとは、どちらか一方を選択した場合に、もう片方は選択することができないことを意味します。
トレード・オフと機会費用という用語はセットで抑えておくべきでしょう。
ポリシー・ミックスとは、目標達成のためにいくつかの政策を組み合わせて実施することを意味します。
適切
トレード・オフとは、どちらか一方を選択した場合に、もう片方は選択することができないことを意味します。
また、利益順は駐車場の次に公園が大きいため、機会費用の考え方により公園が適切な選択肢になります。
不適切
トレード・オフ 〇
宅地 ×
駐車場の次に利益が大きいのは公園のため、機会費用の考え方により、宅地は不適切になります。
不適切
ポリシー・ミックス ×
ポリシー・ミックスとは、目標達成のためにいくつかの政策を組み合わせて実施することを意味します。
公園 〇
駐車場の次に利益が大きいのは公園のため、機会費用の考え方により公園が適切な選択肢になります。
不適切
ポリシー・ミックス ×
ポリシー・ミックスとは、目標達成のためにいくつかの政策を組み合わせて実施することを意味します。
宅地 ×
駐車場の次に利益が大きいのは公園のため、機会費用の考え方により、宅地は不適切になります。
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