大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問69 (政治・経済(第1問) 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問69(政治・経済(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yが通う学校で、大学教員による出張講義が開かれた。「地域的世界的な視点から政治の仕組みや動きをとらえたとき、それらはいかに変容してきたか」を扱ったものであり、XとYが「政治・経済」の授業で学習した内容も多く含まれていた。これに関連して、後の問いに答えよ。

出張講義では、グローバル化する世界でNGO(非政府組織)が活動している事例が最後に紹介された。これに関連して、次の条約ア〜ウのうち、NGOが主導的な役割を果たして採択された多国間条約として正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • アとイ
  • アとウ
  • イとウ
  • アとイとウ

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「イとウ」です。

NGOは、クラスター爆弾禁止条約と退陣地雷全面禁止条約の締結に貢献しました。

一方で、新戦略核兵器削減条約は、2011年に米国とロシアが主導となって締結した条約です。

以下、解説になります。

選択肢1. ア

新戦略兵器削減条約締結にNGOは関与していません。

選択肢2. イ

前述の通り、NGOは対人地雷全面禁止条約締結にも関与しています。

選択肢3. ウ

前述の通り、NGOはクラスター爆弾禁止条約締結も主導で行っています。

選択肢4. アとイ

前述の通り、NGOは新戦略兵器削減条約締結を主導で行っていません。

選択肢5. アとウ

前述の通り、NGOは新戦略兵器削減条約締結を主導で行っていません。

選択肢6. イとウ

正解は、この肢です。

NGOは、クラスター爆弾禁止条約と対人地雷全面禁止条約の締結を主導しました。

選択肢7. アとイとウ

前述の通り、NGOは新戦略兵器削減条約締結を主導で行っていません。

まとめ

NGOが主導で締結した条約は、それほど多くはないです。そのため、一見しておくとよいでしょう。

参考になった数0