大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問94 (政治・経済(第4問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問94(政治・経済(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒X、生徒Yおよび生徒Zは、「政治・経済」の授業でグループ発表をすることになり、その準備をしている。次のやりとりは、生徒たちが放課後にスマートフォンで行ったものの一部である。これに関連して、後の問いに答えよ。

下線部dに関連して、生徒Yは、日本の年金制度について、さまざまな改革が行われていることを調べた。次の記述ア〜ウのうち、2000年以降に年金制度について行われた改革として正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。


ア  年金財政を長期的に安定させるため、基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げる改革が行われた。
イ  現役世代の保険料負担が過重にならないように、公的年金の保険料を段階的に引き下げる仕組みが導入された。
ウ  人口減少や平均余命の伸びを考慮して給付水準を自動的に調整するマクロ経済スライドが導入された。
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  • アとイ
  • アとウ
  • イとウ
  • アとイとウ

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、2000年以降急速に進む日本社会の少子高齢化に対応するための年金制度改革の歴史について問う問題です。

全ての世代に関わる問題だけに、毎日のニュースに敏感になることが重要で、

逆にそれ以上の知識を問われることはないでしょう。

選択肢1. ア

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。
 

選択肢2. イ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。

選択肢3. ウ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。

選択肢4. アとイ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。

選択肢5. アとウ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、正解です。

選択肢6. イとウ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。

選択肢7. アとイとウ

ア 基礎年金の国庫負担については、2009年4月以降の加入期間について、それまでの3分の1から2分の1に引き上げられました。

イ  2000年以降に採用されたのは、マクロ経済スライドです。年金保険料を段階的に引き下げる制度は採用されていません。

ウ 賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みで、2004年に導入されました。

正しい選択肢はアとウです。

従って、不正解です。

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