大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問68 (政治・経済(第1問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問68(政治・経済(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次に示したのは、生徒Xと生徒Yが住んでいるJ県の広報誌の一部である。これに関して、後の問いに答えよ。

下線部eに関連して、生徒Xと生徒Yは、日本国憲法における権利と義務の規定について話し合っている。次の会話文中の空欄( ア )には後の記述aかb、空欄( イ )には後の記述cかdのいずれかが当てはまる。空欄ア・イに当てはまるものの組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

X:憲法は、第3章で国民の権利および義務を規定しているね。立憲主義は国民の権利や自由を保障することを目標とするけど、こうした立憲主義はどのように実現されるのかな。
Y:憲法第99条は、憲法尊重擁護義務を、( ア )。このほか、憲法第81条が定める違憲審査制も立憲主義の実現のための制度だよね。
X:憲法は国民の個別的な義務に関しても定めているね。これらの規定はそれぞれどう理解すればいいのかな。
Y:たとえば憲法第30条が定める納税の義務に関しては、( イ )。

アに当てはまる記述
a  公務員に負わせているね。このような義務を規定したのは、公権力に関与する立場にある者が憲法を遵守すべきことを明らかにするためだよ。
b  すべての国民に負わせているね。このような義務を規定したのは、人類の成果としての権利や自由を国民が尊重し合うためだよ。

イに当てはまる記述
c  新たに国税を課したり現行の国税を変更したりするには法律に基づかねばならないから、憲法によって義務が具体的に発生しているわけではないね。
d  財政上必要な場合は法律の定めなしに国税を徴収することができるので、憲法によって義務が具体的に発生しているね。
問題文の画像
  • ア ― a  イ ― c
  • ア ― a  イ ― d
  • ア ― b  イ ― c
  • ア ― b  イ ― d

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