大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問69 (政治・経済(第1問) 問6)
問題文
下線部fについて、貿易や海外投資の動向に関心をもった生徒Yは、日本の国際収支を調べ、その一部の項目を抜き出して次の表を作成した。表中のA,B,Cは、それぞれ1998年、2008年、2018年のいずれかの年を示している。表に関する後の記述ア~ウのうち、正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
ア A,B,Cにおいて経常収支に対する第一次所得収支の比率が一番大きいのはBである。
イ A,B,Cを貿易・サービス収支額の小さいものから順に並べると、A → B → Cの順になる。
ウ A,B,Cを年代の古いものから順に並べると、C → A → Bの順になる。

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問69(政治・経済(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
下線部fについて、貿易や海外投資の動向に関心をもった生徒Yは、日本の国際収支を調べ、その一部の項目を抜き出して次の表を作成した。表中のA,B,Cは、それぞれ1998年、2008年、2018年のいずれかの年を示している。表に関する後の記述ア~ウのうち、正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
ア A,B,Cにおいて経常収支に対する第一次所得収支の比率が一番大きいのはBである。
イ A,B,Cを貿易・サービス収支額の小さいものから順に並べると、A → B → Cの順になる。
ウ A,B,Cを年代の古いものから順に並べると、C → A → Bの順になる。

- ア
- イ
- ウ
- アとイ
- アとウ
- イとウ
- アとイとウ
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は、「アとウ」です。
以下、解説になります。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
ウについて、C、A、Bの順に古い年代になっているため正解です。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
アについて、第一次所得収支は、Bの214,026が最も多いです。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
ウについて、C、A、Bの順に古い年代になっているため正解です。
正解は、この肢です。
アについて、第一次所得収支は、Bの214,026が最も多いです。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
ウについて、C、A、Bの順に古い年代になっているため正解です。
アについて、第一次所得収支は、Bの214,026が最も多いです。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
イについて、貿易収支を小さい順に並べると、B、A、Cになります。A、B、Cに順になっていないため、誤りです。
本問は、表を用いて解答するタイプの問題です。
表に記載されている内容を正確に読み取りましょう。
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02
経常収支の推移は教科書、資料集等で振り返っておきましょう。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢です。日本の経常収支において、かつてはサービス収支の赤字が大きく、貿易収支の黒字が大きいのが特徴です。ですのでCが1998年となります。現在は第一次所得収支の黒字が大きくなっているため、Bが2018年に当たります。残ったAは2008年です。経常収支は貿易収支+サービス収支+第一次所得収支+第二次所得収支で求められます。そのため、Aから順に経常収支は148787、195047、149982(億円)の黒字となります。経常収支に対する第一次所得収支の比率はAが143402÷148787、Bが214026÷195047、Cが
66146÷149982となり、Bが最大です。これらのことからアは正答です。イは貿易収支とサービス収支の和で求められ、Aが58031+(−39131)、Bが11265+(−10213)、Cが160782+(−65483)となります。計算をすると小さい順にB、A、Cの順となり、不適切です。
ウは先述の通り、正答です。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
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