大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問92 (政治・経済(第4問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問92(政治・経済(第4問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、「SDG(s持続可能な開発目標)の意義と課題」というテーマで探究を行い、授業で発表することになった。次の図は、探究にあたってまとめた調査計画の概要を示したものである。これに関して、後の問いに答えよ。

下線部eに関連して、生徒Xと生徒Yは、各国における対外債務の問題について、複数の指標を用いて考察することにした。次のメモは、XとYが、いくつかある指標の中から今回の考察で重要と思われるものを整理したものであり、後の表は、取り上げる国のデータをまとめたものである。メモと表に基づいて考察した後の記述a~cのうち、正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

メモ
〇債務負担の度合いは、対外債務残高の対輸出額比と対外債務残高の対GNI比から判断できるものとする。
※対外債務残高
公的部門の長期対外債務、民間部門の長期対外債務、短期対外債務およびIMF(国際通貨基金)からの融資の合計。
※対外債務残高の対輸出額比
財・サービスの輸出額に対する対外債務残高の比率。ここでの輸出額には海外からの純所得を含む。当該国の外貨獲得能力に対して対外債務がどれだけ累積しているかを示す指標。
※対外債務残高の対GNI比
GN(国民総所得)Iに対する対外債務残高の比率。当該国の経済の大きさに対して対外債務がどれだけ累積しているかを示す指標。

a  アルゼンチンでは、2017年から2018年にかけて、対外債務残高が増加している。また、対外債務残高の対輸出額比と対外債務残高の対GNI比とがともに上昇しており、アルゼンチンの債務負担の度合いは高まったと判断できる。
b  インドネシアでは、2017年から2018年にかけて、対外債務残高が増加している。また、対外債務残高の対輸出額比と対外債務残高の対GNI比とがともに低下しており、インドネシアの債務負担の度合いは高まったと判断できる。
c  南アフリカでは、2017年から2018年にかけて、対外債務残高が減少している。また、対外債務残高の対輸出額比と対外債務残高の対GNI比とがともに低下しており、南アフリカの債務負担の度合いは高まったと判断できる。
問題文の画像
  • a
  • b
  • c
  • aとb
  • aとc
  • bとc
  • aとbとc

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