大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問3 (現代社会(第1問) 問3)
問題文
サエキさんが「武力紛争の理由は様々だけど、なぜ国家はたくさん兵器をもつのかな」と言うと、シミズさんは次の図を描いてその理由を説明してくれた。図から読み取れる内容として正しいものを後のア~ウからすべて選んだとき、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
図
・X国とY国の二国のみを想定する。
・X国とY国は互いに意思疎通ができない状況で、「軍縮」か「軍拡」のいずれかを1回のみ同時に選択する。
・「軍縮」、「軍拡」の選択の結果として、それぞれの国は表中の該当する点数を得ることができる。
・点数は、国が得られる利益の大きさを示している。
ア X国にとって、最も大きな利益を得ることができるのは「軍拡」であるが、それにはY国が「軍拡」を選択しないという条件が必要である。
イ X国とY国のいずれも、両国がともに「軍拡」を選択する場合の方が、両国がともに「軍縮」を選択する場合よりも大きな利益を得ることができる。
ウ X国、Y国ともに、相手国の選択にかかわらず、「軍縮」よりも「軍拡」を選ぶ方がより大きな利益を得ることができる。

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問3(現代社会(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
サエキさんが「武力紛争の理由は様々だけど、なぜ国家はたくさん兵器をもつのかな」と言うと、シミズさんは次の図を描いてその理由を説明してくれた。図から読み取れる内容として正しいものを後のア~ウからすべて選んだとき、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
図
・X国とY国の二国のみを想定する。
・X国とY国は互いに意思疎通ができない状況で、「軍縮」か「軍拡」のいずれかを1回のみ同時に選択する。
・「軍縮」、「軍拡」の選択の結果として、それぞれの国は表中の該当する点数を得ることができる。
・点数は、国が得られる利益の大きさを示している。
ア X国にとって、最も大きな利益を得ることができるのは「軍拡」であるが、それにはY国が「軍拡」を選択しないという条件が必要である。
イ X国とY国のいずれも、両国がともに「軍拡」を選択する場合の方が、両国がともに「軍縮」を選択する場合よりも大きな利益を得ることができる。
ウ X国、Y国ともに、相手国の選択にかかわらず、「軍縮」よりも「軍拡」を選ぶ方がより大きな利益を得ることができる。

- アとイとウ
- アとイ
- アとウ
- イとウ
- ア
- イ
- ウ
- 正しいものはない
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は「アとウ」です。
以下、解説になります。
イは誤りです。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
ウについて、表に記載されている点数を見ると、軍縮及び軍拡ともに利益を上げることが可能です。
正解は、この肢です。
アについて、相手の軍縮及び自国の軍拡は、自国へ利益をもたらすことが期待できます。そのため、正解です。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
ウについて、表に記載されている点数を見ると、軍縮及び軍拡ともに利益を上げることが可能です。
アについて、相手の軍縮及び自国の軍拡は、自国へ利益をもたらすことが期待できます。そのため、正解です。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
そのため、アは正解ですが、イは誤りです。
アについて、相手の軍縮及び自国の軍拡は、自国へ利益をもたらすことが期待できます。そのため、正解です。
もっとも、ウについて、表に記載されている点数を見ると、軍縮及び軍拡ともに利益を上げることが可能です。そのため、ウも正解です。
イは、誤りです。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
アについて、相手の軍縮及び自国の軍拡は、自国へ利益をもたらすことが期待できます。そのため、正解です。
イについて、両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができるため、適切ではありません。
アについて、相手の軍縮及び自国の軍拡は、自国へ利益をもたらすことが期待できます。そのため、正解です。
ウについて、表に記載されている点数を見ると、軍縮及び軍拡ともに利益を上げることが可能です。
よって、ア及びウは、正解です。
本問は、表に記載されている事実を正確に読み解くことで、正解を導き出せます。
数字や問題文を見誤らないように留意しましょう。
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02
ゲームの理論についての設問です。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
ア:正文。相手が軍縮、自国が軍拡が自国にとって最大の利益になります。イ:誤文。両国が軍拡を選んだ場合は両国に5点ずつ、軍縮を選んだ場合は両国に10点ずつ得ることができます。よって、適切ではありません。ウ:正文。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
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