大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問72 (政治・経済(第1問) 問8)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問72(政治・経済(第1問) 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次に示した図は、生徒Xと生徒Yが読んだ月刊誌の表紙である。

図内下線部hに関連して、生徒Yは、国家が領域に対してもつ権利について調べ、次のメモにまとめた。メモを踏まえて判断したとき、後の記述ア〜ウのうち、国家が領域に対してもつ国際法上の権利を行使する例として正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

〇国家の領域に主権が及ぶことは、その領域において統治権の行使が認められることを意味する。すなわち、国家は、自国の領域内にあるすべての人や物を排他的に支配する権利を有し、また他国の領域内にある人や物に対して許可なく支配を及ぼすことを禁じられる。
〇国家の領域に主権が及ぶことは、また、その領域を使用したり、処分したりする権利が認められることを意味する。過去には、国家が自国の領域の一部を他国に売り渡すこともあったが、これは自国の領域を処分する権利の行使の一例である。

ア  自国の領海で違法薬物の取引をしている外国人犯罪グループに対して、停船命令を下し、逮捕する。
イ  自国の領域で殺人を犯した者が他国の領域に逃れた場合に、その逃亡犯罪人を他国の許可なくその領域で捜索し、逮捕する。
ウ  国際機関に対して、自国の領土の一部に事務局の設置を認める。
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  • アとイ
  • アとウ
  • イとウ
  • アとイとウ

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この過去問の解説 (1件)

01

主権に関する理解を問う問題です。

選択肢1. ア

適切な選択肢ではありません。

選択肢2. イ

適切な選択肢ではありません。

選択肢3. ウ

適切な選択肢ではありません。

選択肢4. アとイ

適切な選択肢ではありません。

選択肢5. アとウ

適切な選択肢です。イ誤り。殺人犯が他国に逃れた場合,他国の主権に入ります。

選択肢6. イとウ

適切な選択肢ではありません。

選択肢7. アとイとウ

適切な選択肢ではありません。

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