大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問89 (政治・経済(第4問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問89(政治・経済(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、「政治・経済」の授業で「産業構造の変化と日本の経済・社会の課題」というテーマで探究を行い、そのまとめを発表することになった。次の図は、探究の概要を示したものである。これに関して、後の問いに答えよ。

生徒Xと生徒Yは、図内下線部aについて議論している。次の会話文中の空欄アには後の記述aかb、空欄イには後の記述cかdのいずれかが当てはまる。空欄ア・イに当てはまるものの組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

X:知的財産を盗用や濫用から保護することは、創作活動に必須の基盤だよね。
Y:でも、創作活動というのは、既存の作品をある程度は参照して行うものだよね。公表された創作物にみられる表現などは非競合性を有しているよね。非競合性というのは、( ア )とされているね。それらを知的財産権として保護して権利者に独占的な地位を与えるということは、かえって将来の創作活動を制限してしまう危険性はないかな。そもそもなぜ知的財産権を保護するんだろう。
X:一つの考え方としては、たとえば著作権を保護するのは、人々の創作活動への意欲を刺激して著作物を増やし、社会に有用な効果をもたらすためというものがあるよ。つまり、( イ )という考え方に基づくと、著作権者を保護するだけでなく、ほかの人の自由な創作活動を阻害しないように著作権法を設計する必要があるね。

アに当てはまる記述
a  ある人が消費しても、ほかの人の消費できる量が減ることはない性質
b  市場取引を介することなく利益を享受することができる性質

イに当てはまる記述
c  プライバシーへの配慮のために著作者の権利を保護する
d  文化発展という公益を促進する手段として著作権を保護する
問題文の画像
  • ア ― a  イ ― c
  • ア ― a  イ ― d
  • ア ― b  イ ― c
  • ア ― b  イ ― d

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