給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問2 (公衆衛生概論 問2)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問2(公衆衛生概論 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

水道法第 4 条に規定する水質基準に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  病原生物をその許容量を超えて含まないこと。
イ  シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
ウ  消毒による臭味がないこと。
エ  外観は、ほとんど無色透明であること。
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正
  • ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答:2】

ア:水道法第四条第一項より、
「病原生物に汚染され、又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものでないこと」と定められているため、誤りです。
  
イ:水道法第四条第二項より、正しいです。 

ウ:水道法第四条第五項より、
「異常な臭味がないこと。ただし、消毒による臭味を除く。」
と定められているため、誤りです。

エ:水道法第四条第六項より、正しいです。

したがって、答えは【2】になります。

〜以下、抜粋〜
【水道法】
(水質基準)
第四条 水道により供給される水は、次の各号に掲げる要件を備えるものでなければならない。
一 病原生物に汚染され、又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものでないこと。
二 シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
三 銅、鉄、弗ふつ素、フェノールその他の物質をその許容量をこえて含まないこと。
四 異常な酸性又はアルカリ性を呈しないこと。
五 異常な臭味がないこと。ただし、消毒による臭味を除く。
六 外観は、ほとんど無色透明であること

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02

適当な組み合わせを選択する問題です。

選択肢2. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正

ア:誤

病原生物は「検出されないこと」が基準であり、「許容量を超えない」というレベルではなく「含まない」が正しいです。

 

イ:正

シアンや水銀などは、水質基準に関する省令において基準値が定められています。

 

ウ:誤

消毒は水道水の安全性を確保するために重要な処理であり、残留塩素による臭味は除くとされています。

 

エ:正

「色度」および「濁度」に関する基準値が定められており、水道水はほとんど無色透明であることが求められます。

 

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