給水装置工事主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
給水装置工事法 問12
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問題
給水装置工事主任技術者試験 平成27年度(2015年) 給水装置工事法 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
サドル付分水栓の穿孔施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- サドル付分水栓を取付ける前に、弁体が全閉状態になっているか、パッキンが正しく取付けられているか、塗装面やねじ等に傷がないか等を確認する。
- サドル付分水栓の取付け位置を変えるときは、サドル取付けガスケットを保護するため、配水管の表面を滑らせて移動させる。
- サドル付分水栓の穿孔作業に際し、サドル付分水栓の吐水部へ排水ホースを連結させ、切粉を下水溝等へ確実に排水する。
- 配水管がポリエチレンスリーブで被覆されている場合は、サドル付分水栓取付け位置の中心から20cm程度離れた両位置をゴムバンド等により固定してから切り開き、ゴムバンドの位置まで折り返し、配水管の管肌をあらわす。
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この過去問の解説 (2件)
01
穿孔時に誤って弁体を損傷させないよう、取付時には全開であることを確認してください。
【2】サドル分水栓と本管の間には漏水を防ぐため、ガスケットが取り付けられています。
取り付け位置を調整する場合は、ガスケットを傷つけないようスライドさせてはいけません。
【3】穿孔時は、水道管の内圧を利用して、水と同時に穿孔屑を排出させます。
その際は、ネット等を利用し、穿孔屑を収集したうえで適切に処分する必要があります。
よって【1】〜【3】については、適切な記述ではありません。
【4】については、記述のとおりの施工方法となります。
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02
選択肢1:誤り。
サドル分水栓を取り付ける前には、弁体を傷つけないよう、弁体が『全開』になっていることを確認する必要があります。
選択肢2:誤り。
サドル付分水栓の取付け位置を変えるときは、ガスケットを傷つけないようにするため、スライドさせてはいけません。
選択肢3:誤り。
サドル付分水栓の吐水部へ排水ホースを連結させ、ホース先端はバケツ等に差し込み、切粉を下水溝等へは直接排水してはいけません。
選択肢4:正しい。記述のとおりです。
したがって、答えは【4】です。
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