給水装置工事主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
給水装置の構造及び性能 問25
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
給水装置工事主任技術者試験 平成27年度(2015年) 給水装置の構造及び性能 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
クロスコネクション及び水の汚染防止に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 給水装置と当該給水装置以外の水管、その他の設備とは、仕切弁や逆止弁が介在しても、また、一時的な仮設であってもこれを直接連結することは絶対に行ってはならない。
イ クロスコネクションの例として、当該給水装置と井戸水、工業用水、事業活動で用いられている液体の管と接続した配管が多いが、受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションとはいえない。
ウ 合成樹脂管は有機溶剤などに侵されやすいので、そのおそれがある箇所には使用しないこととし、やむを得ず使用する場合は、さや管などで適切な防護措置を施す。
エ 配管接合作業において使用する接着剤やシール材等は、水道水に混入しても油臭、薬品臭等が発生することはない。
ア 給水装置と当該給水装置以外の水管、その他の設備とは、仕切弁や逆止弁が介在しても、また、一時的な仮設であってもこれを直接連結することは絶対に行ってはならない。
イ クロスコネクションの例として、当該給水装置と井戸水、工業用水、事業活動で用いられている液体の管と接続した配管が多いが、受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションとはいえない。
ウ 合成樹脂管は有機溶剤などに侵されやすいので、そのおそれがある箇所には使用しないこととし、やむを得ず使用する場合は、さや管などで適切な防護措置を施す。
エ 配管接合作業において使用する接着剤やシール材等は、水道水に混入しても油臭、薬品臭等が発生することはない。
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
- ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
「イ」は、政令第4条第1項第6号により、当該給水装置以外の給水管その他の設備に直接連結しないこと、と規定されています。
受水槽以下の配管も同様、給水装置以外の給水管となることから、記述が誤っており、誤です。
「ウ」は記述どおりで、正です。
「エ」は、接合作業において接着剤、切削油、シール材等の使用が不適切な場合、これらの物質の流失や油臭、薬品臭等が発生する場合があるとされていますので、誤です。
答えは【1】です。
参考になった数37
この解説の修正を提案する
02
ア:正しい。記述のとおりです。
イ:誤り。
水道法施行令第6条第1項第6号より
『当該給水装置以外の水管その他の設備に直接連結されていないこと。』とされており、受水槽以下の配管は給水装置ではないため給水装置以外にあたり、接続した場合クロスコネクションにあたるため誤りです。
ウ:正しい。記述のとおりです。
エ:誤り。
配管接合作業において使用する接着剤やシール材等が必要以上に多く使用した場合、管内に押し込まれ、水道水に混入し油臭、薬品臭等が発生する可能性があるため、誤りです。
したがって、答えは【1】になります。
〜下記、抜粋〜
【水道法施行令】
(給水装置の構造及び材質の基準)
第六条 法第十六条の規定による給水装置の構造及び材質は、次のとおりとする。
一〜五 (略)
六 当該給水装置以外の水管その他の設備に直接連結されていないこと。
七(略)
参考になった数20
この解説の修正を提案する
前の問題(問24)へ
平成27年度(2015年)問題一覧
次の問題(問26)へ